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「殺人ゲームへの招待」のモチーフとなったボードゲームをソニーが再映画化&TVドラマ化

映画.com / 2024年5月6日 16時0分

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「殺人ゲームへの招待」の本国ポスター Mary Evans/amanaimages

 映画「殺人ゲームへの招待」のモチーフとなったボードゲーム「クルー」が、映画とTVドラマで映像化されることがわかった。

 原作のボードゲームは、プレイヤー全員が殺人事件の容疑者という設定で、犯人や凶器、犯行現場を推理するゲーム。1985年に「殺人ゲームへの招待」として映画化された際は、ジョナサン・リンが脚本・監督を務め、ティム・カリー、マデリン・カーン、クリストファー・ロイドらが共演。一時期は「デッドプール」のライアン・レイノルズ主演で再映画化も企画されていた。

 米トライスター・ピクチャーズとソニー・ピクチャーズ・テレビジョンがこのほど、ライセンサーである米ハズブロ・エンタテインメントから映画化権とテレビドラマ化権を獲得したことを米ハリウッドレポーターが報じた。

 ハズブロの映画部門のトップであるゼブ・フォアマンとTV部門の責任者であるガブリエル・マラーノは、「ソニーは、『クルー』のような文化的にインパクトがあり、ミステリーを定義づける財産を映画化するのに最適なパートナーです。ニコール・ブラウン、キャサリン・ポープ、そして彼らのチームは、素晴らしいクリエイティブな協力者であり、75年後に、温室で燭台を持っていたのがマスタード大佐だったのかどうかを解明してくれる理想的なパートナーです」と期待を寄せた。

 ハズブロは昨年、映画・TV部門eOneを分離独立させ、玩具やゲームのIPを基にした映画製作のためにスタジオと提携を進めている。昨年、「トランスフォーマー」シリーズのパラマント・ピクチャーズと製作した「ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り」は、世界興収2億ドルを突破。世界的な人気を誇るボードゲーム「モノポリー」も、マーゴット・ロビーの製作会社ラッキーチャップがライオンズゲートで実写化する企画も進行している。

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