劇場版「ウマ娘」完成披露に“トレーナー”1000人集結、武豊＆ルメール騎手からお祝いコメントも

　サイゲームズが展開するクロスメディアコンテンツ「ウマ娘　プリティーダービー」を初めて映画化した「劇場版　ウマ娘　プリティーダービー　新時代の扉」の完成披露プレミアが5月6日、都内で行われ、藤本侑里（ジャングルポケット役）、上坂すみれ（アグネスタキオン役）、小倉唯（マンハッタンカフェ役）、福嶋晴菜（ダンツフレーム役）が登場。会場にはトレーナーと呼ばれる「ウマ娘」ファン1000人が駆けつけた。

　「ウマ娘　プリティーダービー」は、実在する競走馬の名前と魂を受け継ぐ「ウマ娘」たちの奮闘を描き、スマートホン向けゲームを中心に、アニメや漫画などでも人気を集めるクロスメディアコンテンツ。初の映画化となる本作は、「走りで最強を目指す」と豪語するやんちゃなウマ娘・ジャングルポケットを主人公に、ライバルたちと切磋琢磨しながら熱き戦いを繰り広げる。

　藤本は、ジャングルポケット役に起用されたタイミングで、映画化を知ったといい「まだ、（自分の出番が）始まってもいないのに大丈夫かなと不安が大きかったですね。『ウマ娘』というコンテンツに携われるといううれしさは吹っ飛んで、いきなり緊張と不安に包まれました」と当時の心境を振り返った。

　劇場版のアフレコは、上坂、小倉、福嶋とともに4人揃って行うことができたといい「それにタナベトレーナー役の緒方（賢一）さん、フジキセキ役の松井（恵理子）さんとご一緒させていただき、すごく安心感がありました」と共演陣に感謝を示した。

　また、舞台挨拶では、騎手の武豊とクリストフ・ルメールから届いたメッセージが紹介され、「初めて映画化されるということで、僕らもうれしく思います。劇場版は僕が騎乗したこともあるジャングルポケットが主人公ということで、どんな熱いレースを見せてくれるのか、とても楽しみです」（武氏）、「僕たちも早く大スクリーンで『ウマ娘』の走りを見たいです。トレーナーの皆さん、劇場版『ウマ娘』を一緒に応援しましょう」（ルメール氏）と映画化を祝うコメントに、会場は大歓声をあげていた

　舞台挨拶には、主人公の名前にちなんで、本作の応援隊長に任命されたお笑いトリオ「ジャングルポケット」の太田博久、おたけ、斉藤慎二も駆けつけた。

　「ウマ娘　プリティーダービー　新時代の扉」は5月24日から公開。主題歌にシンガーソングライター・大石昌良が作詞・作曲した「Ready!! Steady!! Derby!!」が起用されている。