ラウールの異次元力が炸裂! 手足の長さを活かしたアクションにも注目の「赤羽骨子のボディガード」現場ルポ
映画.com / 2024年6月4日 12時0分
フジテレビの加藤達也プロデューサーは、ラウールの起用について「威吹荒邦役は、普通の人にはできないと思った」と明言。荒邦の周囲にもたくさんの際立ったキャラクターがお目見えすることから、「華やかな存在感があって、どんなに個性的なキャラクターがいても、その中心に主人公としてしっかりと立っていただける方と考えた時に、パッとラウールさんのことが思い浮かびました。ラウールさんは、規格外のスケール感で活躍をされていますから」と信頼感とともに主演を託したという。
■手足の長さを活かしたアクションにも注目
骨子を一途に思う恋心、バレバレなのにそれを隠そうとするお茶目な表情。とにかく熱く、無茶なことにも体当たりで挑んでしまう荒邦は、見ているだけでワクワクするような愛すべきキャラクターだ。加藤プロデューサーは「ラウールさんはお芝居にものすごく真摯に向き合っていて、もちろん荒邦としての存在感も申し分がない」と太鼓判を押しながら、「また、コメディセンスもあるんですよね。お芝居のジャンルとして、コメディというのはとても難しいものだと思いますが、ラウールさんの持っている天性の明るさや、陽のエネルギーが非常にマッチしている。アクションもあるので、ラウールさんの魅力が存分に詰め込まれた作品になると思います」と力強く語る。
ボディガードとして戦うために、ラウールはアクション練習にも励んだ。加藤プロデューサーは「ラウールさんは手足が長いので、やはりアクションの迫力が増すんですよね」と切り出し、「見せ方もものすごくうまくて、決めのシーンもカッコいい。相手と息を合わせていくという点ではダンスに近い部分もあるので、カッコよく決まるんだろうなという予感はありましたが、ここまでとは」とにっこり。この日のシーンだけではなく、荒邦はボコボコにされながらも必死に敵に立ち向かっていくが、「攻撃を受けている時のアクションもうまい。やられている時のアクションが、すごくいいんです」と彼の新境地を目にしたという。
当のラウールは「(奥平大兼演じる)染島をいじめるヤンキーの子を倒すシーンが、すごく気持ちよかった」と初日に撮影をした“倒すアクション”に爽快感を味わったというが、「カッコいいアクションから始められたと思っていたら、それ以降はカッコつける顔をできるアクションシーンが全然なくて(笑)。ボコボコにされてばかりなので、ここからどうなるかなと思って楽しみにしています」と話すなど、やられるアクションにも思い切り飛び込んでいる。
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