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ラウールの異次元力が炸裂! 手足の長さを活かしたアクションにも注目の「赤羽骨子のボディガード」現場ルポ

映画.com / 2024年6月4日 12時0分

 コメディ要素に関しては、「威吹くんは積極的に面白いことをするというよりは、天然なかわいさが面白さにつながっている」と威吹の魅力とともに語ったラウール。キャラクターと自身の重なり合いも感じているといい、「威吹くんって、あのビジュアルで初心(うぶ)なんです。これは僕でしょ!という感じはありました。威吹くんはクラスで後ろの方の席にいるんですが、僕も背が高いから後ろの方にされていて、いつもあの辺りにいました。すごく見慣れた景色でしたし、僕も2回ぐらい転校しているので転校生の気持ちもすごくわかる。また僕はうまくいかないことがあった時にも、しっかりコミュニケーションを取りたいと思うタイプなんですが、芯からぶつかっていく感じも荒邦に近いなと思いました」とたっぷりと愛情を傾けながら、荒邦を演じている。

■異才を放つキャラクターを個性豊かなキャストが体現 ラウールは「僕の培ってきたコミュ力を一番発揮しています」

 出口夏希が演じる赤羽骨子以外は、3年4組の全員がボディガード。いろいろな優れたスキルを持つスペシャリストたちとあって、3年4組の生徒を演じるメンバーには、染島澄彦(そめじま・すみひこ)役に奥平大兼、棘屋寧(とげや・ねい)役に髙橋ひかる、糸踏忠也(いとふみちゅうや)役に倉悠貴、日暮弥美姫(ひぐれ・やみひめ)役に山本千尋、迅来風太(じんらい・ふうた)役に戸塚純貴といった若手の実力派俳優が顔を揃えたほか、大叢井巌(おおむらい・いわお)役を声優としても活躍する木村昴、海代朱雀(うみしろ・すざく)役をお笑いコンビ「モグライダー」の芝大輔、首藤孔蘭(しゅとう・くらん)役を音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の詩羽が演じるなど、あらゆるジャンルからユニークなメンバーが集結した。

 荒邦が監禁されている場所に3年4組の面々が駆けつけるシーンの撮影は、原作から飛び出してきたようなビジュアルの面々が、本番前にもあちらこちらでアクション練習に励むなど異様な熱気がムンムンと立ち込めていた。柔道の腕が立ち、戦闘では常に最前線で戦いに挑む大叢井役の木村は、ジャケットを脱ぐほど暑くなって、相手役と組み手や足のさばき、背負い投げの練習に専念。練習後には「押忍!」と挨拶するなど、ちゃめっ気たっぷりの表情を浮かべていた。新体操で戦う夏野真凪(なつのまなぎ)役の安斉星来は、リボンのレッスン。指先まで意識を向け、身体中にエネルギーを宿らせていた。また日暮弥美姫役の山本、安斉、敷本奈々穂(しきもと・ななほ)役のお笑いトリオ「3時のヒロイン」のかなでは一緒に写真撮影をするなど、溌剌とした一体感のある撮影現場だ。

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