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【インタビュー】永瀬廉&出口夏希、“誰かのために”が原動力 語り合った、かけがえのない20代の過ごし方

映画.com / 2024年6月28日 10時0分

永瀬:“でぐ”(出口)は、三木監督から「『本当にこの子は死んじゃうのだろうか』というくらいバイタリティのある子として演じてほしい」と言われていたそうなんですが、“でぐ”自身もすごく活発なタイプだなと思います。写真を撮る時には、絶対にギャルピースしますから!

出口:してない、してない! 永瀬さんのほうがギャルです(笑)!

永瀬:こうやってすぐに突っ込んでくれるんですよ(笑)。明るいところも、春奈にぴったりですよね。それでいて春奈のはかなさも見えてくるので、僕は常に「春奈だな」と思いながら“でぐ”を見ていました。彼女が演じる春奈を受けて、僕も秋人として生きることができたなと思っています。

出口:永瀬さんは、声がとてもステキですよね。

永瀬:ありがとうございます!

出口:秋人くんって、やさしさの塊のような人だと思うんですが、永瀬さんの柔らかな声からも秋人くんのやさしさが伝わってきました。特に秋人くんと春奈が電話越しに会話をするシーンは、それをとても実感して。映画を観ている方も、「秋人くんはこういう声だ」とすごく納得されると思います。あと永瀬さんは、スタッフさん誰にでもやさしく接して、皆さんと仲良く過ごしていたのが印象的です。周りが見えていて、「大人の方だな」と感じました。

永瀬:25歳だからね。もうギャルではいられないよ(笑)。

●ハンカチ必須の“おんぶシーン”、撮影の裏側とは?

――主演として作品に入る時には、座長として心がけていることがあるのでしょうか。

永瀬:それは意識しないようにしています。「座長だ」と意識してしまうと肩の荷が重くなってしまうような気もして。座長としてやるのは、差し入れをきちんとすることくらいです(笑)。僕は一緒にお仕事をしてくれる方と「いかに楽しむか」ということに重きを置いて、そういった姿でみんなを引っ張っていけたらいいなと思っています。スタッフ、キャストのみんな、仲がいい方が絶対にいい作品ができるはず。いつもそんなふうに考えています。

出口:私はクランクインした1日目から、永瀬さんは「頼りになる」と感じて「引っ張っていってもらおう」という気持ちでいました。自然と笑顔になれるような、とても楽しい撮影現場でした。

――お互いの温もりを感じて涙するシーンも、印象に残っています。おふたりが思い出に残る涙のシーンがありましたら、教えてください。

出口:秋人くんと春奈のシーンも大好きですが、秋人くんが取り持ってくれたことで、春奈と友だちである綾香が再会できたシーンには、ものすごくグッときました。あのシーンを演じたこともあって、綾ちゃん役の横田真悠ちゃんとはとても仲よくなって。抱きしめながら「愛おしい」という感情が湧いてきました。

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