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【インタビュー】永瀬廉&出口夏希、“誰かのために”が原動力 語り合った、かけがえのない20代の過ごし方

映画.com / 2024年6月28日 10時0分

――そう考えると、今のお仕事でもファンの方の声は力になりますか。

永瀬:まさにそうです! ライブなどでファンの方から歓声を浴びることで、次の仕事や明日へと向かうパワーをもらっています。小学校5年生の頃から、アイドルみたいな感覚があったのかな(笑)。

――出口さんは、いかがでしょうか。

出口:このお仕事を始めて、そう感じることが増えています。ドラマや映画などの撮影をしていると、「うまくできないな」とくじけそうになることもあって。でも周りのスタッフさんやキャストさんがやさしくしてくれて、皆さんが作品に向かっている姿を見ると、「このままじゃダメだ。私も頑張ろう」という思いが湧いてきます。「作品を楽しみにしている」と応援してくれる家族やファンの方の存在も、とても大きいですね。自分だけだったら、私はすぐに諦めていたと思います。秋人くんも同じで、自分ひとりだったとしたら、後ろ向きになってしまっていましたよね。

永瀬:そうなんだよね。人ってやっぱり自分のことよりも「誰かのために」と思うと動くことができたり、一番力を出せたりするんだなと感じるね。

――ファンの方の声を受け取ったり、作品の反響を耳にしたりすることができるのも、おふたりのお仕事の魅力だと言えそうです。秋人と春奈は17歳というかけがえのない瞬間を、一生懸命に生きようとします。おふたりは20代をどのように過ごしたいですか。

永瀬:1年って、本当にあっという間だなと驚きます。今年を考えてみても、もう半分以上が過ぎていますから。だからこそ、ひとつひとつ全力で、悔いのない仕事の向き合い方をしたいです。自分のやりたいことをしっかりと考えて、仕事とプライベートのバランスを取ることも大事だなと思っています。また僕の仕事でいうと歌ったり踊ったりすることもあるので、こんなに身体が動くのは20代だけかなと感じることもあって。年齢を重ねるごとにきっと足腰にも影響が出てくるけれど、30代にはその年齢だからこそできることもあるはず。今しかできないことを積極的に見つけて、チャレンジしていきたいなと思っています。

出口:私は自分らしさを忘れずに、思うままに楽しく20代を過ごしていきたいです。いろいろなことに立ち向かわなくてはいけないお仕事で、「自分はこのままでいいんだろうか」と考えることもありましたが、やっぱり自分らしくいるのが一番だなと感じています。

――たしかに作品や役柄を通して、いろいろな挑戦をすることになるお仕事ですね。「舞妓さんちのまかないさん」のお芝居もとてもステキでした。

出口:ありがとうございます! あの役柄は、話し方も含めて自分とは真逆のようで。自分とはまったく違う人になれるのも、とても面白いことだなと思っています。そういった意味では、春奈は自分に近い存在かもしれません。無邪気に「あはは!」と笑う表情も、等身大の姿を見せることができたのかなと感じています。

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