2024年上期の最推し映画は何? 映画.comスタッフが選んだ“マイベスト”を紹介
映画.com / 2024年7月6日 11時0分
【選出理由】
もうないのだろうなと思っていたガンダムSEEDの劇場版が、18年の時を経て本当に実現。完全新作のガンダムSEEDを映画館で見ることができるというだけで、特別なものでした。変わらぬ世界観、キャラやメカも総出演で、テレビシリーズを見ていた当時を思い出して、新しいけどなんだか懐かしいような気する、成り立ちを含めて感慨深い一作でした。(映画.comスタッフ A.Y)
【「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」概要】
人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの劇場版。宇宙に進出した人類が、「コーディネイター」と呼ばれる遺伝子を調整された人類と、「ナチュラル」と称される従来の人類にわかれて対立する世界を舞台に、コーディネイターの少年キラ・ヤマトが戦火に巻き込まれていく姿を描いた2002~03年放送のテレビアニメ「機動戦士ガンダムSEED」、その続編として04~05年に放送された「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に続く新たな物語が、完全新作として描かれた。
監督はテレビシリーズに続き福田己津央が担当。キラ・ヤマト役の保志総一朗、ラクス・クライン役の田中理恵、アスラン・ザラ役の石田彰、シン・アスカ役の鈴村健一らレギュラーキャスト陣も多くがテレビシリーズから続投。田村ゆかり、下野紘、中村悠一、上坂すみれ、福圓美里、松岡禎丞、利根健太朗らが新キャラクターのキャストを務め、ハリウッド映画「レディ・プレイヤー1」で知られる俳優の森崎ウィンも声優として参加した。
●「52ヘルツのクジラたち」(劇場公開日:2024年3月1日)
【選出理由】
鑑賞後数日間たっても自分の中に留まり続けた作品。奇跡的な出会いたったひとつが夢も未来もない孤独な日々から抜け出す光になる、そういう出会いが必ず誰にでもあると思いたい。キャスト陣全員素晴らしかったのはもちろんのこと、書き下ろしの主題歌も作品と合って世界観を引き立たせていてとてもよかった。(映画comスタッフ Y)
【「52ヘルツのクジラたち」概要】
2021年本屋大賞を受賞した町田そのこの同名ベストセラー小説を、杉咲花主演で映画化したヒューマンドラマ。
自分の人生を家族に搾取されて生きてきた女性・三島貴瑚。ある痛みを抱えて東京から海辺の街の一軒家へ引っ越してきた彼女は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれて虐待される、声を発することのできない少年と出会う。貴瑚は少年との交流を通し、かつて自分の声なきSOSに気づいて救い出してくれたアンさんとの日々を思い起こしていく。
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