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過去10年のベスト・モダン・スラッシャー映画12選

映画.com / 2024年7月8日 23時0分

過去10年のベスト・モダン・スラッシャー映画12選

第1位は… (C)2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.

 タイ・ウェスト監督、ミア・ゴス主演の「X エックス」3部作の最終章「MaXXXine(原題)」の全米公開に合わせ、米ハリウッド・レポーターが過去10年間のベスト・モダン・スラッシャー映画12作を選出した。

 マスク姿の男たち。最後の女たち。着実に増えていく死体の数。記憶に残る武器。そして、大量の血。これらが、ホラーで最も成功したサブジャンルのひとつであるスラッシャームービーの核となる要素であると同誌は定義。古くはアルフレッド・ヒッチコックの「サイコ」やマリオ・バーバの「血みどろの入江」に始まり、トビー・フーパーの「悪魔のいけにえ」やジョン・カーペンターの「ハロウィン(1978)」、ショーン・S・カニンガムの「13日の金曜日」等でジャンルとしての人気を獲得し、その後、栄枯盛衰を繰り返してきた歴史を振り返った。

 この10年近く、スラッシャー映画の勢いはとどまるところを知らず、その一翼を担う「X エックス」「Pearl パール」「MaXXXine(原題)」は、史上最高のスラッシャーシリーズのひとつになるかもしれないと評している。

 ハリウッド・レポーターが選ぶ過去10年間のベスト・モダン・スラッシャー映画12作は以下の通り。

第12位「Sissy(原題)」(2022)
インフルエンサーのシシーことセシリアを主人公にしたオーストラリア映画。セシリアが幼なじみのエマと再会し、彼女の独身さよならパーティに招待される。パーティでは、エマの新しい友人やかつてのいじめっ子によりセシリアの過去は暴かれていき、パーティの参加者たちは一人、また一人と消えていく……。

第11位「フィアー・ストリート」3部作(2021)
リー・ジャニアク監督が、R・L・スタインのベストセラー小説シリーズを映画化。1994年、1978年、1666年を舞台に、2つの町の秘密の歴史をスラッシャー要素と魔術を融合させて描いた。キアナ・マデイラやオリビア・スコット・ウェルチを筆頭とする実力派キャストをはじめ、各作品にはそれぞれ違った見どころがあるが、間違いなくシリーズ第1作「フィアー・ストリート Part 1: 1994 」がハイライトだろう。

第10位「テリファー 終わらない惨劇」(2022)
連続殺人鬼アート・ザ・クラウンの2時間半近い旅は、臓物、惨殺、そして最も鋼鉄の胃袋を持つホラー・ファンさえも悶絶させること間違いなしの殺りくの連続である。しかしそれ以上に素晴らしいのは、同作が神話を構築し、ピエロのアートに、ホラー界で瞬く間にカルト的なアイコンとなった最後の少女シエナという立派な敵を与えたことだ。レオーネは今年10月公開の『Terrifier 3(原題)』で3部作を完結させる予定だ。

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