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江口のりこ×内田慈×古川琴音が三姉妹役で壮絶バトル 抱腹絶倒、家族の欠点が愛おしい「お母さんが一緒」撮影の裏側は?

映画.com / 2024年7月14日 10時0分

 次女の愛美は強気に見られがちなのに本当は結構気が弱かったり、傷つきやすいけど強がっちゃうところは自分にも似ているかもしれません。だからこそ、姉・弥生に煽られてキレちゃう。橋口監督は全てのキャラクターをまずご自身が演じてみせてくれる演出スタイルで。その中から今回の愛美はこれが必要でこれは必要じゃないのかなという部分をキャッチしていきました。

古川:私は台本を読んで、この三姉妹がどういうお母さんから生まれて、どういうお父さんがあの女性たちの中にいたんだろうって想像するのがとても面白かったです。

 実は1番最初に思い浮かべたのは、私の母親の家系のことなんです。 母と叔母と私の祖母が集まると必ず喧嘩になるんです(笑)。そして、母も叔母も、自分は「おばあちゃんには似てない」って言い張って。だけど、そういうところが似てるんだよ……って私は客観的に見て思っていた(笑)。今は3人すごく仲良くなっていますが、そういった姿も含めて、この3姉妹の物語は、私の母親たちに通じる部分がありました。

 三女の清美は、お母さんと姉2人とはちょっと距離を置いて、自分だけはまともだから、しっかりしてなきゃいけないっていう意識を持っている役。まさに、私が母親たちを見る時のシチュエーションと近いな、ってそこを手がかりに役を掴んでいった感じです。

――全5話+アナザーストーリーのドラマとして撮影し、映画版はその素材を再編集したものですね。

江口:ドラマの撮影中から、スタッフの皆さんは映画化が念頭にあったのかもしれませんが、もちろん私たちは知らないので、純粋にドラマとして撮っているつもりでした。でも、橋口さんは映画の監督ですから、映画になったらいいのにと思っていたんです。それで、撮影が終わってから「映画にしようと思ってる」という話を聞いて、すごくうれしくて。公開されたら絶対に劇場でも見ます。

内田:映画版の試写も同じ日に3人みんなで行けたらいいね、と言っていたんですが、スケジュールの都合で難しくて。私は3人の中で最初に試写を観ることができたので、すぐに江口さんと琴音ちゃんに感想を連絡しました。もちろんドラマも面白いですが、映画版は勢いが途切れず見られます。すごく映画に向いている作品だったと感じました。映画は一晩の出来事として描かれているので、ドラマとはまた違った印象になっていると思います。

古川:私は映画になると聞いて、1話1話ごとの繋ぎ目はどうなっているのかな? というのを楽しみにしていましたね。

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