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バレエが好きでたまらない! 夢を叶える3代目「ビリー・エリオット」たちの奮闘に心震える!【若林ゆり 舞台.com】

映画.com / 2024年7月26日 14時0分

バレエが好きでたまらない! 夢を叶える3代目「ビリー・エリオット」たちの奮闘に心震える!【若林ゆり 舞台.com】

稽古場で、後列左よりウィルキンソン先生役の濱田めぐみ、安蘭けい、お父さん役の益岡徹、鶴見辰吾、前列左より浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一 撮影:若林ゆり

 ミュージカル史に燦然と輝くミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」が、この夏から秋まで5カ月にわたり、日本で3度目の上演を果たす。1980年代、イングランド北部の炭鉱町を舞台に、バレエという夢に出合ったひとりの少年の成長と、その周辺の人々を描くこの作品。2000年に公開されたスティーブン・ダルドリー監督の映画「リトル・ダンサー」も素晴らしい出来だが、これをダルドリーの演出、エルトン・ジョンの音楽でミュージカル化した本作「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」は、ミュージカルとしても人間愛のドラマとしても、これ以上望めないほどの感動を与えてくれる大傑作なのだ。

 この作品の魅力は、何と言ってもビリー・エリオット役で夢を叶える少年たちによるところが大きい。大規模な育成型オーディション(今回は応募総数1375人!)を経て選び抜かれた4人の少年たちが、長い稽古期間に努力と切磋琢磨を重ね、著しく成長。その成果が夢へと突き進むビリーのドラマと重なり、観客の胸を熱くする。

 今回、クワトロ・キャストとしてビリーを演じるのは、浅田良舞(あさだ・りょうま)、石黒瑛土(いしぐろ・えいと)、井上宇一郎(いのうえ・ういちろう)、春山嘉夢一(はるやま・かむい)の4人。いずれも幼い頃からバレエを習っている精鋭ぞろいだ。その4人に、作品に懸ける思いを語ってもらった。

 まず、4人のバレエ歴、この作品に出合ったきっかけ、ビリーになりたいと思った理由を聞いてみよう。

浅田良舞 僕は両親がバレエダンサーなので、2歳の頃から踊り始めました。そして、通っているバレエスタジオの先輩ふたり(加藤航世くんと利田太一くん)が、ビリーを演じていたのを見て、「次は僕がやりたい」と憧れました。僕と同じ年代の男の子が、僕の大好きなバレエと向き合っている物語で、「自分ならできる」と思ったからです。

石黒瑛土 母がバレエダンサーで講師をしていて、兄と姉も習っていたので、僕も3歳からバレエを習い始めました。きっかけは良舞くんと同じで、先輩の舞台を見て。僕もダンスが大好きという気持ちは誰にも負けないし、自分がやりたいことに全力を尽くし、前向きにがんばっているビリーに共感したからです。

井上宇一郎 僕も両親がバレエダンサーだから自然にやりたくなって、2歳からバレエを始めました。母に勧められてミュージカル版「ビリー・エリオット ミュージカルライブ リトル・ダンサー」と映画「リトル・ダンサー」のDVDを見て感動して。「僕もやってみたいな」と強く思いました。

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