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【インタビュー】ラウール、高校時代は“陰なる道”を極めていた 「トータル10秒くらいしか、人としゃべっていない」

映画.com / 2024年7月30日 9時0分

【インタビュー】ラウール、高校時代は“陰なる道”を極めていた 「トータル10秒くらいしか、人としゃべっていない」

(C)丹月正光/講談社 (C)2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会

 映画「赤羽骨子のボディガード」(8月2日公開)で、「ハニーレモンソーダ」以来3年ぶりとなる単独主演を務めた「Snow Man」のラウール。ヒロインを全力で守る主人公のヤンキー高校生・威吹荒邦をとびきり熱く演じ、観る者を魅了する。ラウールが激しいアクションやコミカルな演技にもトライして新たな扉を開くと同時に、キラキラと輝く個性を存分に発揮している本作。挑戦を重ねている今の心境を尋ねてみると、「しっかりと地に足を付けて進み続けていきたい」と、華やかな存在感の裏側にみなぎっているのは、どこまでも実直な情熱だ。応援してくれる人を大切にしながら、自分自身についても思考を深めている、ラウールの“21歳の胸の内”に迫る。(取材・文/成田おり枝、写真/間庭裕基)

●3年ぶりの映画単独主演にワクワク! 熱血漢の荒邦に「フルパワーで挑んだ」

 原作は、丹月正光氏が2022年9月から週刊少年マガジン(講談社刊)で連載中の同名漫画。とある事情から女子高生の赤羽骨子(出口夏希)に100億円の懸賞金がかけられ、大好きな幼なじみである彼女のために、ボディガードとなった威吹荒邦。「彼女にバレることなく守る」というミッションを与えられた荒邦は、全力で彼女を守るべく奔走する。実はクラスメイトたち全員がボディガードという斬新な設定や、各自が能力や武器を駆使してバトルを繰り広げる、ド派手なアクションも見どころだ。監督は、「変な家」の石川淳一が務めた。

 3年ぶりに単独主演を務めることに「ワクワクした」というラウール。「どうしたら自分がこの映画に貢献できるのだろうかと考えると、もちろんプレッシャーもありました」と、オファーを受けた当時を述懐。「映画というのは、ひとりひとりが労力を割いて、いろいろな部署の方の頑張りがあって出来上がるもの。また本作はたくさんの人が期待してくれている作品だと思うので、期待に応えたいという思いもあります。それを乗り越えた時には充実感もあるだろうなと思うと、そういったプレッシャーも含めて楽しみだなと感じました」と、ポジティブな姿勢を吐露する。

 脚本を読んで、ワクワク感はさらに増幅したという。「僕、『オーシャンズ11』が大好きで」と引き合いに出しながら、「クラスにそれぞれの能力を持った人が集まって、みんなで何かを成し遂げようとする。この展開はめっちゃ好みだな!と、グサッと心に刺さりました」とにっこり。

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