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山﨑賢人がニューヨークで語ったこと 「キングダム」で“日本人初受賞”、作品への熱い思いを吐露

映画.com / 2024年8月9日 17時0分

――今回の受賞について初めて聞かれた時、どのように感じられましたか?

山﨑:そうですね、まずはとても素敵な映画祭だなぁと思いました。ニューヨークでアジア映画を盛り上げる映画祭をやっているというのが、すごく素敵なことだと思っていて。そんな素敵な映画祭で、今まで日本人が受賞したことがない賞を初めて受賞させていただくというのが嬉しかったですし、やはり「キングダム」は、自分にとって大切な作品なんだと実感しました。「キングダム」きっかけで受賞できたという点も喜ばしいことですし、なにより松橋真三さん(「キングダム」シリーズのプロデューサー)と訪れることができたのも、とても嬉しかったです。

――国際的な賞を受賞されて、今回、このニューヨークに実際にいらっしゃって、色々感じている思いもあるかと思います。改めてこの映画を通じて、世界の方々に伝えたいメッセージはありますか?

 作品の面白さに国境は関係ないというか――「キングダム」を最初に作ろうとした時、とんでもない作品を作ろうと思ってやっていたんです。世界に胸を張って届けられる作品が海を渡って、ニューヨークの皆さんに見ていただけたということを誇りに思いますし、これを機にどんどん日本映画も、世界の人たちに観てもらって、広がっていったらと願っています。

――今後、海外の作品に出たいという思いは生まれましたか?

山﨑:何度か海外に来させてもらいましたが、現地の方とコミュニケーションをとるのはすごく楽しいです。色々な文化があって、色々な考え方があって、色々な映画の作り方がある。そういった刺激をもらいながら、もっと英語を勉強して、コミュニケーションがとれるようになり、新たな面白いことをどんどんやっていけたらなぁと思います。

――「キングダム 大将軍の帰還」では、王騎(演:大沢たかお)の活躍とともに、信もその姿を見て“大将軍への道”を歩み始めることになります。王騎という“人間(キャラクター)”を見て、特にどういうところが印象に残りましたか?

山﨑:大沢さんは、今まで積み上げてきたものや経験値といったものを滲ませながら、王騎将軍という人間を圧倒的に演じています。1作目の時から、王騎将軍に対して「ものすごいアプローチをするんだなぁ……」と感じていて。言葉にできないくらいの凄みと刺激を受けとっていたのですが、今回はその王騎将軍が“心”を爆発させている。それを表現されている大沢さんの凄さ……人間としても、俳優としても、ものすごい刺激をいただいたなと思っています。

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