1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

山﨑賢人がニューヨークで語ったこと 「キングダム」で“日本人初受賞”、作品への熱い思いを吐露

映画.com / 2024年8月9日 17時0分

――王騎を演じられた大沢たかおさんは、役作りのために体重を大幅に増量されました。山﨑さんは今作で信を演じるにあたって、日常生活で気をつけたことや、心がけたことはありましたか?

山﨑:とにかく信と一緒で“修行をしなければ”と思っていたので、アクションの練習には半年以上かけました。信の真っすぐさ、常に前を向いて強い気持ちで進んでいくという心をずっと持ち続けていました。現場でも自分が先頭に立って全力で頑張るということは、常に心がけていました。

――では、日頃からどんなアクションを訓練して、撮影に臨んでいたのでしょうか?

山﨑:刀を振るという基本的な訓練から、刀の起動に反応して、避けていく動きだったり……とにかく基礎練習はたくさんしました。信はずっと剣を持っていますが、素手でのパンチやキックの練習だったり、ジャンプの練習もしました。野生的に育った信の動きを、とにかく細かいところまで一個一個やっていて、それを柔軟に使いこなせるように、現場でも臨機応変に対応できるように練習していきました。

――信と王騎は、出会った当初は緊張感が漂っていましたが、シリーズを追うごとにその関係性が変化しているように見えます。それは、山﨑さんと大沢さんの関係性の変化に似ている部分があるのではないでしょうか?

山﨑:まさにそうです。似ているというか、本当に同じですね。そもそも信と自分の立ち位置にはリンクする部分がたくさんありました。大先輩の大沢さんと「キングダム」第1作で出会い、緊張しながらも、だんだんと話せるようにもなっていって、距離が縮まっていく感じがありました。ですので、役柄との関係性と似ている部分がたくさんありましたね。

――「キングダム」シリーズは、男性キャラクターだけでなく、橋本環奈さんが演じる河了貂、長澤まさみさんが演じる楊端和、清野菜名さんが演じる羌瘣といった女性キャラクターも魅力的です。どういったところに魅了されますか?

山﨑:「キングダム」で描かれている女性は、それぞれ芯があって強い人物ばかりです。男だから、女だからという言説は関係なく“人間としての行動”がしっかりと描かれているからこそ魅力的に映るのかなと思っています。

――「キングダム」という作品は人と人との思いもそうですし、もちろん、それは飛信隊だけではなくて、彼が戦った将軍の心もまた持って成長していく物語だと思います。山﨑さんも、大御所の方だったり、様々な人々に現場で支えられて今のこの立ち位置にいらっしゃっていますが、そんな思いを受け取り続けて、山﨑さん自身はどんな俳優になっていきたいのか教えてください。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください