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山﨑賢人がニューヨークで語ったこと 「キングダム」で“日本人初受賞”、作品への熱い思いを吐露

映画.com / 2024年8月9日 17時0分

山﨑:「キングダム」という作品は、本当にたくさんの人に愛されていて、色々な人の心を動かせていると思います。明日を生きる力のようなものを与えられる作品に出演したり、そういう役を引き受けていったり……そういう俳優でありたいなぁとは思います。

――「キングダム」シリーズは、ハリウッド超大作に負けないぐらいのスケールで描かれています。世界に対抗するうえで、どういった部分が日本映画に必要だと思いますか?

山﨑:(プロデューサー・松橋氏に視線を向けて)どういった部分が世界に対抗できると思いますか?

松橋真三:(急遽取材に参加)まずは、「キングダム」シリーズは、日本映画として破格の製作費が投じられています。ストリーミングサービスの登場によって、日本映画が世界の作品と並ぶという時代になりました。そのような状況で人々が“何を見ようか”と悩んだ時に、日本の作品を選んでもらわなければならない。となると、これまでの常識とは異なる製作費が必要です。そこが最もこだわったところです。日本でもこれほどの製作費をかけ、万全のスタッフ&キャストで臨めば、世界に通用するエンターテインメントができる――「キングダム」シリーズを通じて、これを証明したかったという感じです。

山﨑:予算や時間が限られている状況でも、日本の映画人は秀でたクオリティのものを作り上げてきていますし、その点については常に自信を持ちながらやってきています。

――「キングダム 大将軍の帰還」は“最終章”ということになっていますが、長きに渡り、同シリーズに関わってきたうえで、もう少しやりたいという気持ちと、もうやり尽くしたという気持ちはどちらが勝っていますか?

山﨑:皆で「キングダム 大将軍の帰還」を目指して進んできたところがあるので、ひとまずは“やり切った”という気持ちはあるのですが、漫画の連載も続いていますし、信としてのやる気はまだまだ“収まらない”ですね(笑)。

――松橋さんはいかがでしょうか?

松橋:続編を作りたいという気持ちは常に持っています。先ほど申し上げたように破格の予算をかけて製作していて、破格にヒットしないと続編を作れない。常にそんなことを繰り返しているということになります。高い目標を持って、大ヒットに繋げていかないといけない。今も高いハードルを越えようとしているところなので、その先にはきっと良いことが待っているだろうと思って、頑張っています。

――では、最後に「キングダム」シリーズを通じて、どのような部分が成長したと思いますか?

山﨑:うーん、そうですね……。本当にデカくしてもらったなぁという気はしていますね。男としてデカくなりました。

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