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見上愛&宮世琉弥が告白する恋愛観【「恋愛バトルロワイヤル」インタビュー】

映画.com / 2024年8月24日 12時0分

 見上:ええ! ありがとうございます。

 宮世:実は僕、うるっときてしまったエピソードがあって。僕が体調を崩してしまった時があったんですが、その時に見上さんがすごく心配してくれたんです。事情を聞いてくれたり、気にかけてくれたりと、「こんなにステキな人がいるんだ!」と思うくらい。撮影期間はもちろん大変なこともあるものなので、寄り添ってくれる座長がいるというのはものすごく心強いこと。見上さんの人柄もとてもステキだなと思って、ちょっと一人でうるっときてしまったんです。共演者の体調まで気にかけてくれて、視野が広いなと感じました。

 見上:そんなに染み入ってくれているなんて、思っていませんでした(笑)。私はすごく人見知りで、なかなかみんなとうまく距離感を近づけられないところがあって…。でも宮世くんは生徒のみんなに平等に話しかけて、その輪に私も呼んでくれたりと、そのおかげでみんなと円滑にコミュニケーションを取ることができました。

――唯千花と真木は、少しずつ距離を近づけていく間柄です。お芝居で対峙してみた印象はいかがでしたか?

 宮世:僕は、見上さんのお芝居に常に圧倒されていました。撮影中、心の中で「すごいな」と何度も思っていました。唯千花というキャラクターをリアルに表現されているところもそうですし、お芝居を一緒にしているとこちらも言葉のキャッチボールをとても気持ち良くできる。そのすごさを肌で感じたような気がして、いろいろなものを吸収させてもらったなと思っています。

 見上:なんだか照れちゃいます(笑)。宮世くんが演じた真木くんは、唯千花から見ても、視聴者の方から見ても、最初は「ちょっとイヤなヤツだな」と思うようなキャラクターだと思うんです。でもお話が進むにつれて、彼のお母さん思いな一面や、家庭の事情が見えてくる。宮世くんはその振り幅をすばらしく表現されていて、すごいなと思いました。

●どんな恋をしてみたい? 恋愛観を告白

――劇中では“男女交際禁止”という校則を軸に、それぞれの悩みが浮き彫りとなっていきます。退学になってしまう可能性があるのに「好き」という気持ちを抑えられなくなったり、誰かを好きになることで嫉妬などネガティブな感情に絡み取られてしまう人もいます。一方で「誰かを思う気持ち」は確実に人を変化、成長させるものだということも描かれています。お二人は本作を通して、恋愛について考えたことはありますか?

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