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柳楽優弥&黒島結菜、10年ぶりの再会がもたらしたもの 2人が考える“究極の愛”とは?【「夏目アラタの結婚」インタビュー】

映画.com / 2024年9月6日 12時0分

柳楽:僕は完成したものを観た時に、真珠の目の表情を見て「ここまで目が動くと、伝わるものはこう変わってくるんだな」といろいろなことを感じて。改めて、目の表情って大事なんだなと思いました。真珠はとても難しい役で、話していることが「真実なのか、嘘なのかという」ことが、漂ったり、漂わなかったりする。そんな真珠を、黒島さんがとてもステキに演じていました。

●柳楽優弥&黒島結菜が語る、“究極の愛”

――本作はゾクゾクするようなサスペンスでありつつ、そこから「結婚とは何か」「人を愛するとは?」という純度の高い愛が浮かび上がってくる点がとても面白い映画だと思います。本作やアラタと真珠の関係性を通して、“究極の愛”について考えたこと、感じたことがあれば教えてください。

黒島:劇中で「寂しいから一緒に生きてほしい」というセリフがあるんですが、それはとてもシンプルで、ものすごくカッコいいなと思いました。あまりいろいろと難しいことを考えずに、自分は「この人といると心地がいい」とか「寂しいから一緒にいたい」とか、それだけでいいのかなと。そのセリフを聞いた時にはすっと心に入ってきましたし、なんだかうれしい気持ちになりました。

柳楽:たしかに、本当にいいセリフですね。相手に対して、たとえば「尊敬し合える部分がある」とかいろいろとあるかもしれませんが、「寂しいから一緒に生きてほしい」というのは究極で、最高だなと思います。そう思うというのは、きっと一緒にいて楽しいからですよね。そこから詳しく話していくことで、尊敬が生まれるのかもしれない。まずは「一緒にいたい」と思えることが、幸せなのかなと思いました。

――本作はお二人にとっても、役者業を続けていった先にある“再会の喜び”を味わった作品だと感じました。

柳楽:そうですね。堤監督とは17年ぶり、黒島さんとは10年ぶりと考えると、かなりの年月を経てお二人と作品でご一緒できました。その再会という時点でも、僕にとっては価値のある作品だと思っています。また僕はいつでも成長していたいと感じていますが、堤監督に成長を見せることができたのかなと少しだけ自己肯定できるような現場でもあったので、とても幸せでした。

黒島:柳楽さんと再会できたこともうれしかったですし、真珠という挑戦的な役柄をやり切ったことで、役者としての自分の幅が広がったような気がしています。これまでは難しい役を受けとると怖気付いてしまうこともありましたが、「まだまだいろいろな役をやってみたい」「これを機会に何でも挑戦してみたい」と思えるきっかけになりました。

――またお二人の共演作も観てみたいです。

柳楽:何百回でも! それは言い過ぎか!

黒島:あはは!

柳楽:それくらいの気持ちでいます!

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