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キスマイ藤ヶ谷太輔&奈緒に聞く、婚活への本音【「傲慢と善良」インタビュー】

映画.com / 2024年10月3日 15時0分

キスマイ藤ヶ谷太輔&奈緒に聞く、婚活への本音【「傲慢と善良」インタビュー】

 藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)と奈緒の主演で、辻村深月氏のベストセラー小説を映画化した「傲慢と善良」が公開中だ。物語の中心となるのは、マッチングアプリで出会った西澤架と坂庭真実。男女それぞれの視点でリアル過ぎる恋愛観と価値観が描かれ、映画ではオリジナル展開も待ち受けている。架と真実を演じた藤ヶ谷、奈緒に撮影の裏側や、テーマの一つでもある“婚活”について話を聞いた。(取材・編集部/撮影・間庭裕基)

【あらすじ】

 これまで仕事も恋愛も順調だった西澤架は、長年交際していた恋人にフラれたことをきっかけに、マッチングアプリで婚活を始める。そこで出会った控えめで気の利く坂庭真実と付き合い始めたものの、1年経っても結婚に踏み切れずにいた。ある日、真実がストーカーに狙われていることを知った架は、彼女を守るためようやく婚約を決意するが、真実は突然姿を消してしまう。真実の行方を求めて彼女の両親や友人、同僚、過去の恋人を訪ね歩くうちに、架は知りたくなかった彼女の過去と嘘を知る。

 監督は「ブルーピリオド」の萩原健太郎、脚本はドラマ「最愛」の清水友佳子。原作を「人生で一番好きな小説」と語る藤ヶ谷が架役、「辻村作品に出演するのが夢だった」という奈緒が真実役を等身大で演じている。

――撮影前にはどんな準備をしましたか?

藤ヶ谷:原作は特に読み返しました。2回くらい読んで、いただいた脚本も読んで。最初に萩原監督が話したいと言ってくださって、3時間弱くらい話しました。すごく迷ったのですが、いろいろ思ったことを最初に自分で買った原作に直接書きました。本当に迷いましたが、これはもう運命だと思ったので。奈緒ちゃんは撮影前に別の作品に入っていて忙しかったと思いますが、みんなでたくさんディスカッションをしました。

奈緒:監督を含めたグループLINEを作っていただいて、みんなでご飯も食べに行きましたよね。事前に相談したいこともあったので、撮影に入る前にみんなで同じ方向を向くすり合わせができたという感覚がありました。それぞれを理解した状態で撮影に入れたと思っています。すごく繊細な描写が多いので、どうしたら効果的に作用するのかも含めてディスカッションしました。あとは心理的なこともそうですけれど、気を遣わずにいろんな角度からの話し合いができる現場でした。

藤ヶ谷:ラストシーンがどうなるのか、演出が決まっていなかったんです。撮影してみてどういう方向性にするのかをみんなで考えていきました。みんな辻村さんの「傲慢と善良」がとにかく好きなので、愛が強いがゆえにディスカッションも白熱して。みんながこの作品を愛しているんだなって伝わりました。

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