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キスマイ藤ヶ谷太輔&奈緒に聞く、婚活への本音【「傲慢と善良」インタビュー】

映画.com / 2024年10月3日 15時0分

 それが私のなかでは衝撃でしたし、ミステリー小説が好きになったのも辻村さんの作品がきっかけです。ミステリー小説って、謎解きを楽しめるような、頭の回転がはやい人でないと楽しめないと思っていて、自分にはあまり向いていないかなと思っているなかで、人間の真理とミステリーが掛け合わさった辻村さんの作品を読んで、初めて自分のなかにミステリーを楽しむ心が生まれました。ワクワクする気持ちを学生の頃に広げてくれたのが、辻村さんの作品です。

 「傲慢と善良」は、20代前半の方にも刺さって、試写で泣いた方もいるとお聞きしました。若い方にも刺さったのは意外でしたが、思い返すと私もそうだったなと思います。辻村さんの作品は、年齢をテーマにしているように見えて、人間の本質的な部分の迷いや寂しさなど、誰のなかにもあるそんな種を救い出してくれるんです。

――婚活が一つのテーマになっています。婚活、またマッチングアプリについてどんなイメージを持っていましたか?

奈緒:私の親友がマッチングアプリで出会った方と結婚して、私もよく家に遊びに行っています。マッチングしてお付き合いしてからすぐに紹介してもらって、親友が席を外している間に、「(親友の)どんなところが好きなんですか?」って聞くという、やりたかったやつをやりました(笑)。

藤ヶ谷:やりたかったんだ(笑)。

奈緒:婚活に関しては、結婚したいっていう目的がしっかりしていて、誰かと一緒に生きていくっていう覚悟の表れだと思うので、素敵なことだなと思っていました。これまでは偶発的に出会って、恋愛して、結婚して……って思っていましたが、気づいたら私は20代が終わろうとしているので、私の親友も含めて、“誰かと生きていこう”と思って行動を起こしていることが素敵だなと思います。「傲慢と善良」のなかでも、条件や目的がはっきりしている人が婚活で成功するという、すごく響く言葉がありました。

藤ヶ谷:マッチングアプリが出始めたときって、正直言うといかがわしいイメージもあったと思います。今までは自然に出会うことだけが教科書にあったのに、条件を入れて会えるって、何それって思っていましたが、それがスタンダードになってきた。奈緒ちゃんの話を聞いていて同じように思ったのですが、結婚をしたいと思って行動することが大事。それってすごく素敵なことだなと思っています。

 これから先、婚活やマッチングアプリはどうなっていくんだろうなって気になります。数年後にはもっと進化していって、もしかしたら会うことも排除されて、マッチングアプリ上で結婚することもあるのかもしれないですよね。

――こういうお仕事じゃなければ、マッチングアプリに興味はありましたか?

奈緒:登録するかもしれないですね。私は決断は早い方なので、今の仕事を選んでいなければ、早く結婚している人生もあったのかもしれないと思います。仕事となると集中したくて、優先してきた結果が今の状況で、それはそれでとても幸せなことだなと思っていますが、“結婚、婚活”っていう観点だと興味はあったかもしれないです。

藤ヶ谷:僕の周りにはマッチングアプリをやっている人がいないので詳しくはわからないので、どうなんだろう……。この仕事をしていなかったら、幼稚園の先生になりたかったんです。幼稚園の先生になっていて、同僚の先生から「今こういうアプリがあるんだよ」って紹介されたら、「タレントなんで」って断ることもないですし、やっていたかもしれないです。

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