屋比久知奈、モアナに寄り添い共に生きた7年間【「モアナと伝説の海2」インタビュー】
映画.com / 2024年12月3日 11時0分
ディズニー・アニメーション・スタジオによる2016年製作の長編ミュージカル・アニメーションの続編「モアナと伝説の海2」が、12月6日から日本でも封切られる。ひと足早く公開された全米では、驚異的なオープニング興収を記録。前作に続き日本語吹き替え版でモアナの声を務めた屋比久知奈は、7年という年月を経てどのようにモアナと対峙したのか――。(取材・文/大塚史貴、写真/間庭裕基)
南の島と大海原を舞台に描いた長編アニメーション「モアナと伝説の海」は、海を愛する美しい少女モアナが、島の危機を救うために冒険を繰り広げる姿を描いたもので、日本でも観客動員423万人、興収51億6000万円を超える大ヒットを記録。さらに、2023年の全世界での配信サービスにおける映画の視聴数で史上No.1となり、現在も多くの人から愛されていることがうかがえる。
■「私の中では『モアナはわたし』、もう一部になっている感覚」
屋比久が前作でモアナの声を務めると発表されたのは、2017年1月のこと。琉球大学法文学部4年生だった屋比久は過酷なオーディション、厳しいアフレコ収録を経て、米ハワイでのお披露目イベントに出席した。現地へ同行した筆者との取材途中で感極まり、大粒の涙を流しながら必死に言葉を紡ごうとした初々しい姿から7年。モアナ役の屋比久知奈として数々のステージを経験したほか、舞台やミュージカルで多彩な表情を見せてきた。
屋比久「私の中では『モアナはわたし』じゃないですが、もう一部になっている感覚なんです。色々な場面で“モアナの屋比久知奈”として歌わせていただきましたし、一緒に成長してきた感じです。そういうキャラクターに最初に出合える機会なんてなかなかないし、すごく身近に感じられる。今後もずっと大事にしていきたいし、7年前の気持ちを忘れたくない。私の中の芯の部分として、これからも大切にしていきたい作品、キャラクターだと、続編のオファーをいただいた時に改めて思いました」
■同じ役と向き合い続けることの難しさ
屋比久も話している通り、これだけ長い期間、同じ役と向き合うことは稀なこと。また、誰もが向き合える類のものでもない。と同時に、難しさが同居していることも容易に想像できる。
屋比久「本当に難しいです。モアナはモアナのまま、私自身は当時22~23歳だったんですが、そのイメージのまま止まってしまっている方がすごく大勢いらっしゃると思います。それだけじゃないよ、と思うこともたくさんあるので、舞台をやっていくなかでも違う一面を見てもらいたかったりします。モアナは大切だし欠かせない一部ですが、違う屋比久知奈を見て欲しいと思う機会は多々あります」
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