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浅野忠信、GG賞の受賞スピーチは「即興」 日本人初の快挙で「よく頑張ったな」【「SHOGUN 将軍」凱旋記者会見】

映画.com / 2025年1月13日 18時0分

●ゴールデングローブ賞を受賞して「よく頑張ったなと思った」

 今回の快挙が、自身にとってどんな意味を持つか問われると、浅野は「人前で言うことではないですけど、よく頑張ったなと思った」と回答。「英語での演技に限界も感じていた」といい、「勝ち目があるなら、日本語の芝居をアメリカの資本でやること。『SHOGUN 将軍』は、まさにそういうことだった」としみじみ語る。

 そして、「(海外進出し)認めてくれる人もいるが、ある場所には全然届いていないんじゃないかとも。でも、もう届く届かないは、考えなくていいのかなって。大きな賞をいただけたことで、怖がらずに、よりやりたいこと、信じたことを貫いていきたい」と決意を新たに。「これは日本で映画やドラマを作る人たちに問いかけることでもある」と語った。

●真田広之から祝福メッセージ! 成功は「真田さんという強い核があったから」

 記者会見では浅野の受賞を祝し、真田から以下の祝福メッセージが紹介された。

 「忠信君、受賞おめでとう! 10代の貴方との初共演から、何度も現場を共にして来た共演者として、 本当に嬉しく感無量です。そして『SHOGUN 将軍』では素晴らしい、 貴方にしか出来ない“藪重”をありがとう。緻密な計算とリアルな瞬発力で、作品に深みと普遍性を与えてくれました。また次回、どんな役で対峙出来るのか、今から楽しみで待ちきれません。本当におめでとう!」

 このメッセージに、浅野は「真田さんからこの言葉をいただけるのは大きい」と感激しきり。初共演した「眠らない街・新宿鮫」(1993)を振り返り、「本当に誰も僕のことを知らない当時でさえ、リハーサルの段階で僕の話に耳を傾けてくれて、いろいろチャレンジさせていただき、アクションも教わった」と改めて感謝の言葉。その後、「47RONIN」(2013)で再共演し「とても良い作品だったが、悔しい思いもした」と明かし、「ですから『SHOGUN 将軍』では、もう1回徹底的にやってやろうと思った」と、並々ならぬ決意だったことを明かした。

 そんな「SHOGUN 将軍」が大きな成功を収めた理由は、「真田さんという強い核があったからこそ」と断言。「コロナもあったし、大変な現場でしたが、その現場が最後には、(作品という)形を生むまでになった。真田さんがいなければ、大変なだけの現場だったはず。ぜひ別の作品でも共演したいです。また、迷惑をかけてしまいそうですが(笑)」と最敬礼だった。

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