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大泉洋、芸能生活30年を迎えて願うこと。そして明かす時代劇への思い【「室町無頼」インタビュー】

映画.com / 2025年1月15日 12時0分

 辞めるのは簡単じゃないですか。劇団にしたって揉め事なんてよくあるし、人気があるうちに辞めちゃえば『TEAM NACSってすごい人気の劇団があったんだ』って伝説なり、思い出になるのも良いこと。でも、30年やってきたから出せるものもあるわけで、それは時間にしか作り出せないもの。もう一度、今から何かを初めて30年というのは相当難しい。80歳になっちゃいますから。せっかく続けてきたものを辞めるのはもったいない。僕にも30年続けてきたからこそにじみ出る味わいがあるといいなあ」

 年齢を重ねることで、「欲」は出て来るものか問いかけてみると「役者をやっている以上は、ただただ面白い作品に出合いたいって思っているかな。自分で面白いものを作り出せるほどのエネルギーがあればいいんだろうけどね。好きなクリエイターと作るという道もあるんだろうけど、一方で馬券や宝くじみたいな予想外の出合いにも期待しちゃうんです」とほほ笑む。

 「僕はギャンブルと呼ばれるものはほとんどしない。ただ、役者の仕事にはどうなるか分からないというギャンブル性がある。そして結果がついてくる仕事ですよね。ドラマは視聴率、映画は興行。そこには多分にギャンブル性がある。他でギャンブルはしないけれど、仕事のギャンブルには勝ちたいね。そして、さらに面白い作品に出合いたいという欲は、手放すことがないでしょうね」

 日本映画界にとって、もはや欠かすことのできないポジションを確立した大泉が60代、70代と年輪を重ねることでどのような芝居を見せてくれるのか興味は尽きない。

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