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第48回日本アカデミー賞、新人俳優賞の受賞者8人発表 齋藤飛鳥、赤楚衛二、板垣李光人、森本慎太郎らが受賞【受賞作品・役どころ紹介】

映画.com / 2025年1月21日 17時18分

 「正体」は、藤井道人監督(「新聞記者」)が、染井為人氏の同名ベストセラー小説を映画化したサスペンスドラマ。

 日本中を震撼させた凶悪な殺人事件を起こして逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一(横浜流星)が脱走した。鏑木を追う刑事・又貫征吾(山田孝之)は、逃走を続ける鏑木が潜伏先で出会った人々を取り調べる。しかし彼らが語る鏑木は、それぞれが全く別人のような人物像だった。さまざまな場所で潜伏生活を送り、姿や顔を変えながら、間一髪の逃走を繰り返す鏑木。やがて彼が必死に逃亡を続ける真の目的が明らかになる。山田は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い、恋心を抱く酒井舞を演じた。

■赤楚衛二「六人の嘘つきな大学生」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

 「六人の嘘つきな大学生」は、佐藤祐市監督(「キサラギ」)が、浅倉秋成氏による大ヒットミステリー小説を映画化した密室サスペンス。

 物語の中心となるのは、人気エンタテインメント企業の新卒採用で最終選考に残った6人の就活生。「6人でチームを作り、1カ月後のグループディスカッションに臨む」という課題を与えられた彼らは、全員での内定獲得を目指して万全の準備で選考の日を迎えるが、急な課題の変更が通達される。6人のなかで勝ち残るのはひとりだけで、そのひとりは彼ら自身で決めるというのだ。

 戸惑う彼らに追い打ちをかけるかのように、6通の怪しい封筒が見つかる。そのなかには「詐欺師」「犯罪者」「人殺し」など、6人それぞれを告発する衝撃的な内容が記されていた。やがて会議室という密室で、6人の本当の姿が次々と暴かれていく。赤楚は、真っ直ぐな性格でムードメーカーとなる波多野祥吾を演じた。

 「もしも徳川家康が総理大臣になったら」は、武内英樹監督(「翔んで埼玉」)がメガホンをとり、眞邊明人氏の同名ビジネス小説を原作に、AIで復活した偉人たちによる最強ヒーロー内閣の活躍を描いたコメディ映画。

 コロナ禍の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、総理大臣が急死した。かつてない危機に直面した政府は最後の手段として、歴史上の偉人たちをAIホログラムで復活させ、最強の内閣をつくることに。江戸幕府をつくった伝説の男・徳川家康(野村萬斎)を総理大臣に据え、織田信長(GACKT)や豊臣秀吉(竹中直人)といった偉人たちが集結した夢のような内閣が誕生する。その圧倒的なカリスマ性と実行力に日本中が熱狂するなか、アナウンサー志望の新人テレビ局員・西村理沙(浜辺美波)はスクープを狙い、政府のスポークスマンを務める坂本龍馬(赤楚)に接近する。

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