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第48回日本アカデミー賞、新人俳優賞の受賞者8人発表 齋藤飛鳥、赤楚衛二、板垣李光人、森本慎太郎らが受賞【受賞作品・役どころ紹介】

映画.com / 2025年1月21日 17時18分

■越山敬達「ぼくのお日さま」

 「ぼくのお日さま」は、奥山大史(「僕はイエス様が嫌い」)が監督・脚本・撮影・編集を手がけ、池松壮亮を主演に迎えて撮りあげた商業映画デビュー作。

 舞台は、雪の降る田舎町。ホッケーが苦手なきつ音の少年・タクヤ(越山)は、ドビュッシーの曲「月の光」に合わせてフィギュアスケートを練習する少女・さくら(中西希亜良)に心を奪われる。ある日、さくらのコーチを務める元フィギュアスケート選手の荒川(池松)は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似して、何度も転ぶタクヤの姿を目にする。タクヤの恋を応援しようと決めた荒川は、彼にフィギュア用のスケート靴を貸して練習に付き合うことに。やがて荒川の提案で、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習を始めることになる。

■齋藤潤「カラオケ行こ!」

 「カラオケ行こ!」は、山下敦弘監督(「リンダ リンダ リンダ」)、脚本家・野木亜紀子(「ラストマイル」)がタッグを組み、変声期に悩む合唱部の男子中学生と歌がうまくなりたいヤクザの交流をコミカルに描いた、和山やま氏の同名人気コミックを実写映画化したもの。

 中学校で合唱部の部長を務める岡聡実(齋藤)は、ある日突然、見知らぬヤクザの成田狂児(綾野剛)から、カラオケに誘われる。戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを免れるため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。狂児の勝負曲は、「X JAPAN」の「紅」。嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていく。

■森本慎太郎「正体」

 「正体」は、藤井道人監督(「新聞記者」)が、染井為人氏の同名ベストセラー小説を映画化したサスペンスドラマ。

 日本中を震撼させた凶悪な殺人事件を起こして逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一(横浜流星)が脱走した。鏑木を追う刑事・又貫征吾(山田孝之)は、逃走を続ける鏑木が潜伏先で出会った人々を取り調べる。しかし彼らが語る鏑木は、それぞれが全く別人のような人物像だった。さまざまな場所で潜伏生活を送り、姿や顔を変えながら、間一髪の逃走を繰り返す鏑木。やがて彼が必死に逃亡を続ける真の目的が明らかになり……。森本は、大阪で日雇い労働者として働いていた鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う野々村和也を演じた。

 本年度は、羽鳥慎一(第43回授賞式より連続6回目)と安藤サクラ(第47回最優秀主演女優賞受賞)が司会を務める。授賞式は、25年3月14日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で開催される。

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