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晋平太×ZiNEZ、フリースタイル王者同士の競演が実現!

Entame Plex / 2020年1月10日 11時40分

――フリースタイルラップを始めた頃のシーンの状況についてお聞かせください。

僕がラップに出会ったのは中学生ぐらいの時で、当時は第一次日本語ラップブームが起こっていました。そこから2000年ぐらいにかけてすごい盛り上がっていって、KICK THE CAN CREWとかRIP SLYMEとか、そういう人たちがすごい爆売れしてラッパーってすごいなって思ってたら、そこから割とアンダーグラウンドな方にラップって文化自体が向かいました。ここ数年でフリースタイルラップもそうですし、ラップ・ヒップホップっていうムーブメントがより日本でも定着してきたし、プレイする人が増えていきました。今盛り上がっている景色って、僕が中学生の時夢中になったのと、似ているのかなって思います。

――フリースタイルラップのシーンで活動していく中で、苦労やどういった努力をされているのかお聞かせください。

フリースタイルラップは「バトル」がすごく重要な位置を占めている文化なのですが、「バトル」ってどうしても勝つ為にある。でもずっと勝ち続けたり、毎回フレッシュでいるのってすごく難しいんです。「バトル」で勝てている時はいいんですけど、楽しくなくなってしまったら続けられません。「バトル」をやる中で、どうやったらフレッシュに自分が楽しめるのかなっていうことを考えるようになってから、持ち直すことができました。

――フリースタイルラップの魅力とは?

小手先で言っていることって多くの人の心を打たない。フリースタイルラップで自分が思っていることを叫びに近いもので吐き出せた時は、自分も気持ち良いしお客さんにもすごく刺さる上に、 “何を考えているのか”とかハートが出る。だからすごくフリースタイルラップっていいなって思います。やっぱりやることをやっている人は心にブレがないからフリースタイルラップも強い。自分に自信がない時はフリースタイルラップも弱気になったりするので、その人の生き方とかその時の状態が全部出るものだと思います。

――これまでの活動を振り返った上で、ご自身が活動するシーンの現在について思うことはありますか?

若いプレイヤーがどんどん出てきて僕らができなかったことをやれるようになって、本当に素晴らしく発展してきたなって思います。もっとそういう子たちが出てきたり、その文化自体を広げたりできるようにしたいなと考えています。どんな物事もそうだと思うんですけど、母数が多くないと天才とかも出てこないじゃないですか。若い子たちは本当に僕らのできなかったことをできるし、すごいなって思いますよね。可能性が広がっていけば環境が整っていって、もっとそういう子たちも活躍できるだろうし。これからまだまだ発展できるし、させないといけないなと思っています。

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