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コロナ禍を受けた飲酒と「アルハラ」の実態とは!?

Entame Plex / 2021年4月22日 10時30分

3位:新年会
・新年はゆっくりしたいから(東京都・27歳女性)
・新年は胃腸も疲れているし、仕事も忙しいから、飲み会は必要ない(大阪府・50歳女性)
・忘年会をやってから、あまり期間が経ってないのに開催しても盛り上がらない(岐阜県・40歳男性)

日常的にも、イベントごとにも、飲酒体験の変化が起きていると分かってきましたが、改めて、コロナ禍が収息したとしたら、どのようにお酒を楽しみたいかを質問しました。ここでもやはり、仲の良い友人たちとゆっくり飲みたいという声が多く集まりました。対照的に、会社の飲み会など行きたくない飲み会には行かず、行きたい飲み会だけ参加できるようになってほしいと願う人が多いことも分かりました。

【コロナ禍収息後に望む、お酒の楽しみ方のスタイル】
・気心の知れた人たちだけでゆっくり楽しく飲みたい(神奈川県・57歳女性)
・それぞれが、本当に行きたい飲み会だけに行く(神奈川県・29歳女性)
・時間を気にしないでゆっくり飲みたい(東京都・28歳女性)
・家飲みを基本にしたい。外飲みよりお金が掛からないから(埼玉県・52歳男性)
・会社の食事会や旅行はなくなれば良いと思う (岐阜県・47歳女性)



飲み会に参加するにあたって、不安なことやストレスに感じていることを調査しました。その結果、「会社の飲み会や接待など、行きたくない飲み会に行かされることにストレスを感じそう(36.0%)」に最も多い回答が集まりました。次いで、「帰りたいときに帰れなくなりそう(31.7%)」、「久しぶりなので体調が不安(23.0%)」という回答が続きました。「気心知れた仲間と、自分のペースで好きなように楽しみたい」という思いに反した、接待や長酒に付き合わされること、相手に合わせることでの体調不安などが懸念されていることがわかりました。また、1割超の人が「アルハラ」を懸念しているとも回答しました。



改めて不安・ストレスの要因として懸念されている「アルハラ」とは、「アルコールハラスメント」の略で、飲酒に関連した嫌がらせや迷惑行為、人権侵害を指します。飲み会が再開されつつあるこのタイミングで、改めて不安視されている「アルハラ」についても質問しました。まず、「アルハラ」を知っているか聞くと、約4割が「知らない(40.2%)」と回答しました。「意味は知らないが、聞いたことはある(29.3%)」と合わせると、約7割の人が「アルハラ」の意味を知らないということが分かりました。さまざまな企業の取り組みや報道を通じて啓発活動が行われているものの、まだまだ浸透していないということが分かりました。「アルハラ」の意味を知れば、酔った上での迷惑行為が社会問題になりつつある、と認識を高めるきっかけにも繋がるため、まずは言葉を浸透させ、理解を深めることが重要と言えそうです。

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