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学生が「住まい方×エネルギー」のビジネスモデルを提案

Entame Plex / 2022年2月14日 21時40分

学生が「住まい方×エネルギー」のビジネスモデルを提案

学生が「住まい方×エネルギー」のビジネスモデルを提案

イノベーション(変革)を「エネルギー」という視点で読み解くことで未来を考えてゆくメディア「EMIRA」は12日、早稲田大学パワー・エネルギー・プロフェッショナル育成プログラム(以下、PEP)とともに、ビジネスアイデアコンテスト「EMIRAビジコン2022 エネルギー・インカレ」をオンラインにて実施した。この記事では、今回で3度目となるコンテストの当日の様子を紹介。

本コンテストは、EMIRAと、早稲田大学を代表校に13大学が連携する5年一貫の博士人材育成プログラムであるPEPが共催。今回は、「住まい方×エネルギー」というテーマにて、ビジネスアイデアを全国の大学生・大学院生から募り、145チームの頂点が決定した。



最優秀賞を受賞したのは、「生ゴミの水切り促進アプリ」について発表したLivLoopチーム。最優秀賞を受賞したアイデアに対して、審査員である早稲田大学理工学術院 田辺新一教授は、「生ごみの水切りに着目し、廃棄物発電の負担軽減に繋げるという着眼点が良かった。さらに、収益の少なさをゲーム型のアイデアを取り入れて解消し、より普及するように工夫したことが高く評価された」と語った。

また、KADOKAWA賞は赤松・大池チームの「農耕×テレワーク 省エネルギーな住まい方の創出」、TEPCO賞はNO2チームの「個人向け排出権取引サービス i-ETS」、優秀賞は椙山女学園大学現代マネジメント学部チームの「スモールハウスによるコンパクトシティ実現」と、Y-Laboチームの「省エネテクノロジーレンタルサービス」が受賞した。

なお、コンテスト終了後、EMIRA最優秀賞を受賞したLivLoopチーム、および審査員である早稲田大学理工学術院 教授 田辺新一氏と東京電力エナジーパートナー株式会社 高橋徹氏にインタビューを実施した。

<「EMIRA最優秀賞・LivLoop」インタビュー>


――最優秀賞を受賞した、今の率直な感想を聞かせてください。

発表する前から最優秀賞を受賞できる自信があったくらい、チーム一丸となっていいものを作ってきたつもりでした。思った通りの結果が出て、本当に良かったと思っています。

――発表のテーマである、「廃棄物発電を活性化させる生ゴミの水切り促進アプリ」という内容に着目したきっかけは何ですか?

今回のビジコンのテーマが「住まい方×エネルギー」だったので、みんなでアイデアを出し合ったところ「家庭ゴミの分類」に辿り着きました。自粛期間が増えたことで家庭ゴミが増えたことも共通した課題として挙がっていたので、そこから掘り下げた結果、「生ゴミ」に着目することに。問題はそこにどうやってエネルギーを絡めるか、というところでした。海外の事例も分析し、インドネシアでスマートソートという概念が生まれていたこともあり、参考にしながら考案しました。

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