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20~30代に調査、起業したい理由や検討分野の第1位は?

Entame Plex / 2022年12月27日 14時0分

20~30代に調査、起業したい理由や検討分野の第1位は?

20~30代に調査、起業したい理由や検討分野の第1位は?

福島イノベ機構ふくしま12市町村移住支援センターは、20~30代の一般男女500人を対象に、「起業」に関するインターネットパネル調査を実施。このたび、その調査結果が発表しました。



まず、起業したいと思う理由について聞きました。その結果、「自由に働きたいから(42.6%)」「収入を増やしたいから(35.2%)」といった回答が多く見られました。また「人生経験として(26.6%)」「趣味・特技を仕事にしたいから(22.0%)」「自分の強みを生かしたいから(17.8%)」など、新しい経験がしたい、会社勤めではできないことにチャレンジしたいという声もありました。起業を検討している分野は、回答者全体では「IT・情報通信(22.6%)」が最多でした。未来を作る先端産業への興味・関心が見て取れる結果となりました。



起業を検討している分野を年代別で比べたところ、上位2つは同じでしたが3位以降で20代は「製造業(8.4%)」「地域活性化(6.4%)」、30代は「医療・福祉(10.8%)」「卸売・小売(7.2%)」がランクインするという差が出ました。若い世代でも、福祉事業や地域貢献に興味を持っている人は多いようです。

近年は、深刻化する社会問題の解決を目指して起業を志す人も多くいます。そこで、今若い世代はどんな社会問題に関心があるのか調査。その結果、ワーキングプア・若年層の失業などの「労働・雇用問題(27.0%)」、食糧不足・フードロスなどの「食糧問題(25.8%)」に関心を持っている人が多いことが分かりました。

起業をするにあたっては、様々な準備が必要です。起業する上でネックに感じていることを聞いたところ、8割以上の回答者が何かしらの不安を抱えていることが分かりました。「失敗した時のリスク(37.4%)」「起業資金の確保(33.4%)」「自身の能力・ノウハウが足りない(32.8%)」と回答した人が特に多い結果となりました。

【ネックだと感じる理由】
■失敗した時のリスク
「失敗しても生活できるかを考えなければならないから」(京都府・28歳男性)
「家族がいるので失敗したくない」(滋賀県・36歳男性)

■起業資金の確保
「どのくらい資金が必要なのか分からない上に、社会人をやっているだけではなかなか資金が貯まらない」(東京都・29歳男性)
「経験したことのある業種ではないし、年齢的にも若いため貸してくれるところがあるのか。また自己資金を用意しようとしても今の自身の生活がカツカツで余裕がない」(北海道・22歳女性)

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