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若者が課題解決「野菜で作る“食べる唇パック”」を考案

Entame Plex / 2024年3月4日 16時40分

<東京メトロ部門・優秀賞>
課題:ワカモノの中で「メトポ」を流行らせるような仕掛け
SEAGIRLS(早稲田大学)
田村柚乃、富井かん菜
企画:LINE公式アカウント「東京メトロ社員 メト郎」



チーム SEAGIRLSは、まず、今回の課題である「メトポ(=PASMOで定期券区間外の東京メトロ線に乗車すると、乗車日数や回数等に応じてポイントを進呈するサービス)」について、「ワカモノは、ポイントでは動かない」と主張。そんな若者世代、特に「(単位を取得し通学の頻度が落ちたことで)定期券を所有しておらず、電車で週3回以上移動する人が80%以上いる大学4年生」をターゲットに、新サービス「LINE公式アカウント『東京メトロ社員 メト郎』」を提案しました。

本サービスは、「メト郎」というおじさんのキャラクターが、遊ぶ場所を決める際に180の駅の中からおすすめの場所をLINEで教えてくれる&チャット内で「メトポ」の登録も促してくれるというもの。本当は新しい駅を開拓してみたいが、特定の駅を提案すると何か意図があると思われてしまいそうで提案しづらいため、遊ぶ場所が偏るために、「とりま渋谷」となりがちな若者世代。そのような「駅マンネリ化問題」を解消したい若者のニーズを解説し、本サービスの隠れた需要の高さについて語りました。ほかにも「メトポ」登録後に利用できるサブ機能も紹介。「メトポ」利用者を増やすという本来の目的も併せて達成できることをアピールしました。

<JCB部門・優秀賞>
課題:ワカモノに「初めてクレジットカードを作るならJCBブランド」と思ってもらえる仕掛け
底面積×高さ×3分の1(東洋大学、高崎経済大学、聖心女子大学大学院)
工藤怜、日影舘優歌、安藤穂乃佳
企画:SNSアプリ「JCB Memory」



チーム 底面積×高さ×3分の1は、JCBカード利用者の80%が高校卒業~大学1年生までに初めてカードを作っていることに触れた上で、約50%の学生が、大学入学時に友達作りや金銭管理などへの漠然とした不安を抱えていたという調査結果を発表。そこで、友達のありのままの日常を知ることができ、かつ、簡単に生活上の支出を記録できるサービス「JCB Memory」を提案しました。本サービスは、JCBカードで決済を行うと5秒後に撮影画面が起動し、購入したものやそれにまつわるものを撮影。その写真が購入したものの金額とともに、半強制的に繋がっている友達へ共有されるというもの。あえて半強制的に公開することで「限界大学生(=充実した大学生活を自虐風にアピール)」「匂わせ(=異性と遊んでいることを写真でアピール)」などに代表される「『自ら発信するのは恥ずかしい』でも『本当は見せたい』」という学生の心理を突き、学生の間でブームを起こせると解説しました。ほかにも、「限界大学生」を自称する大学生は生活の充実ぶりを遠回しに伝えようとしているという仮説から、利用金額の上限に近づくほどカラーの彩度が変化してモノクロ風になっていくなど、ユニークなサブ機能についても紹介しました。

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