あって良かった“防災用品”トップ10の第1位は…?
Entame Plex / 2025年1月15日 11時40分
■知っておきたい!停電・災害時に関する知識(中部電力ミライズ)
ここからは、実際に停電が起きたときに備えて、「なぜ停電は起こるのか?」「もしも停電が起きたときにどう対応すればよいのか?」、明日から役立つ情報をご紹介します。もしものときも慌てずに対応ができるよう、今から備えておきましょう!
◆なぜ停電は起きるのか?
<停電の発生理由の一例>
・大雨等の影響で発生した土砂崩れによって、電柱が倒れる。
・台風等の強風が影響で、飛来物で電線が切れる。
・雷が電線などにおちて、電線・変圧器等の送電設備が損傷する。
など
※大雨や台風通過後、海に近い地域では、塩分を含んだ強い潮風が設備に吹き付け、この塩分が電気を安全に使用するための「碍子(がいし)」に付着することで、火花が発生することがよく見られます。万が一、引込線から火花が発生した場合は、建物内に設置された分電盤のブレーカーをお切りください。
※落雷や風雨がひどく、停電が起こりそうだと感じたら、家電製品のプラグを抜きましょう。機会が故障する恐れや、プラグなどに触れていると感電する恐れがあります。
「防災に関する調査」で判明した、人々の防災意識の上昇傾向。意識は高まっているものの、備えの実態はどうなのか、保存食・飲料水の備えについても調査しました。調査の結果、「ほとんど備えていない」「全く備えていない」と回答した人は約4割でした。「十分に備えている」と、自信を持って回答した人は、前回よりもわずかに増加したものの、依然として1割未満という結果でした。
さらに、保存食・飲料水を具体的にどのくらいの量準備しているのか、調査を進めたところ、多くの人が「3~5日間分程度(27.9%)」や「1~2日間分程度(20.7%)」と回答。近年は復旧に時間がかかり物資の流通が遅れることを想定し、備蓄の目安として、さまざまな自治体で7日分の備蓄が推奨されています。また、電気・ガス・水道などのライフラインが止まったとき、飲料用・調理用として必要な水は1人1日あたり3リットル程度とされています。この目安とされる7日分の備蓄をしている人の割合は、「1週間分以上(6.0%)」「1週間分程度(11.9%)」を合わせた17.9%でした。
また、「十分に備えている」と回答した人の割合を、エリア別で比較してみたところ、特に「関東」と「中部」エリアで前回よりも増加傾向が見られました。これらのエリアは、首都直下型地震や南海トラフ地震など、今後大きな地震が起こると予想されるエリアの中心であるため、保存食・飲料水の備蓄を意識する人が増えているのかもしれません。
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