1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

EXILE&三代目JSB:小林直己、「いつかドーム公演で居合いを……」

Entame Plex / 2014年12月25日 14時0分



――ただ、その中で直己さんの役柄だけは笑いの要素は一切ありませんね。
「今回は敵役、杉さん演じる問題無ノ介と対峙する役なんですけど、それは個人的にもすごく挑戦してみたい役でもあったんです。正義の味方も好きなんですけど、僕は悪役、昔からアクの強い役を演じてみたいという願望があって。僕はパフォーマンスでもかっこいいものより、どちらかというと鳥肌が立つ、驚きを与えるものを目指しているんです。例えば、生理的に受け付けないと感じられたパフォーマンスがあったとしても、それこそ本当に心に突き刺さっている感じがして」

――今回の悪役の演技は鬼気迫るものがありました。特にあの眼力。ハンパなかったです。
「演技塾の中でも目線は大切だと学んでいたので、その成果でしょうか。僕はもともとこの目がコンプレックスだったんですけど、今は逆にこの目を持っているのは自分1人しかいない、だからこそそれを武器にしていければと思うようになりました」

――今回、実際時代劇を演じてみてどうでした?
「言葉1つとっても学ぶことは多かったですね。劇中、杉さんと対峙してみて、真剣勝負の世界では軽い言葉は絶対に出ないんだと思いましたし、それは現代社会でも言えること、むしろ欠けているものかなと思いました。言葉の重み、行動の重み、そういったことを改めて考えさせられて、撮影を経て自分も変わりつつあるのかなと思います」

――単純に見ている側からすると、侍、殺陣とか、そのあたりは男として憧れますね。
「ですよね!」



――刀とか持ってみたいですね。
「そうですよね! 僕もそう思っていたんですけど、今はこんなに簡単なものではないのかなっていう感じもしていて。なぜ時代劇に憧れるかと言えば、そこに覚悟があるからだと思うんです。誰かを守る、プライドを取り戻すために動く、そこには自分の命と表裏一体のものを行動原理にしていたと思うんです。EXILEとして活動していく中でATSUSHIさんともそういった話をよくさせていただくんです。“ステージでパフォーマンスさせていただくことには責任がある。そして、僕らの何気ない一言が何かに影響を与えるかもしれない。だからこそ自分たちはそういったことと向き合って鍛錬していかないといけない”と。時代劇、そこに生きていた方はそれを実践していた人たちだと思うんです。そこに憧れを感じますし、せっかく日本人に生まれたからには、その精神を現代にも感じたい。だからこそ杉さんは今回“痛快時代劇エンターテインメント”という形を選び、多くの人に届けるようにしたんだと思うんですよね。そんな作品にEXILE、三代目 J Soul Brothersである自分が参加させていただいた、それはすごく光栄ですし、その意味を果たすことができればと思っています」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください