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ハーフ芸人・アントニーが明かす「メリットを持たない外国人」の生きざま

Entame Plex / 2015年4月30日 18時32分

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ハーフ芸人・アントニーが明かす「メリットを持たない外国人」の生きざま

「ハーフ芸人」としてお茶の間を沸かす、お笑いコンビ・マテンロウのアントニーが初の自伝を出版した。「外国語がしゃべれない」「両親が日本人」……この男の経歴を見ればみるほど混乱は増すばかり。いったい彼は何者なのか? それを読み解く一冊がこの『アイアムジャパニーズ~これがハーフ芸人の生きる道~』だ。アントニーは自身の人生を「ゲームでいうところの裏コース」と語る。外国人の見た目から度重なる“差別”を受けたというアントニー。それどころか外国人のメリットも備えておらず……。もしかしたらこの本を読めば「自分の境遇なんか大したことねえや」と思えるかもしれない!?



――この本はどういう内容なのでしょうか?
「僕の幼少期からの自伝的エッセイです。ホントに恥ずかしいんですけど。まだ25歳なのに自伝とか……」

――異例なんでしょうか?
「知らない人が25歳で自伝出して、見かけたら『え?』って僕だって思いますもん」

――たしかに……。
「でも、新聞の投稿欄である文を見かけて。それは、ハーフの子が”アントニーさんがテレビに出ているのを見て、勇気わきました!”って内容で。そういうのに乗せられて書いちゃいました」

――この本を読むと、いい悪いどっちに転ぶか別として、「差別」がひとつのテーマになってるじゃないですか。そもそもアントニーさんのスタートラインがすごすぎて。普通の「子どものころ、いじめられてました」とはくらべものにならない。
「スタートラインどころか、ルートが違うんで。おい、こんなヤツ、ホントにいるのかよ、ぐらいの気持ちで見て欲しいですね」

――どんな人に見て欲しいですか?
「まずはハーフの人に見て欲しいですね。実はいま『ハーフ会』っていうのをやってて……」

――ハーフ会??
「メンバーはベッキーさんとか、ローラさんとか、ウエンツ瑛士さんとか、JOYくんとか、いっぱいいて、『いろいろ言われてきたよね』とか語ったりするんですけど。そんな風に、ハーフならではの共通の悩みってあるんです。だからハーフの人たちに見て欲しいという思いはあります」

――あるある、わかるわ~って。
「ハーフならではの差別で、本気で悩んでる人もいると思うんです。でもそれをポジティブにとらえるきっかけになると嬉しいですね」



――ハーフ会ってどんな話をするんですか?
「いや、大半はバカ話なんですけど(笑)。『最近、バラエティ界にハーフが多い!』とか。昔はバラエティ番組はハーフ枠は1人だったのに、いまでは2~3人出れる!頑張って切り開いていこう!とか」

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