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生粋のビール好きも虜に!? ノンアルコールビール最前線、キリンの開発者に直撃!

Entame Plex / 2015年8月3日 20時6分

――ユーザーにとっては嬉しい限りですよね。飲みながら健康に気をつかうことができるという。

「お客様にとっては、お酒を飲むことが一番だと思いますが、そこには葛藤が伴うことがありますよね。それこそ飲む時間帯や一緒に食するもの。そういった葛藤のレベルがあがってきている中で、そこに応えることが重要だと考えています」



――既存のビールに比べて、機能的な部分での具体的な違いは?

「それは個人差や飲み方、体調、シーンが大きく影響してくるので、具体的な数字となると難しいのですが、難消化性デキストリンという成分の働きで脂肪や糖を抑えることができる。それは確かなことです。私どもの調査では、パーフェクトフリーは特に40代の方に需要があり、その理由としては機能性の部分を魅力に感じていただけているようですね」

――そのぐらいの年齢になるとメタボも気になりますからね。

「普段はビールを飲みながら、シーンに合わせてノンアルコールビールを楽しむ方が増えていますね。あとは価格もリーズナブルでありながら進化した機能価値があるというところで選んでいただいているのかなと思います」

――ある意味、機能的な部分ではただ食事をするよりもパーフェクトフリーを一緒に飲んだ方がいい?

「飲んで痩せるということではありませんが、少なからず効果はあるかなと。難消化性デキストリンは、トクホ(特定保健用食品)でも実績のある成分でもありますし」

――そのトクホではなく、今回機能性表示食品制度を利用した理由は?

「開発自体は両輪で行ってきましたが、ポイントはスピードです。トクホは国の承認がいるので、発売までに時間がかかるんですよ。一方で、機能性表示食品制度は申請から最短の場合60日で発売できる。やはり味覚が日々進化しているので、現段階で最もクオリティの高い味覚品質を最短のリードタイムでお客様にお届けできる、それが理由ですね。あとは、トクホとなると販売価格もあがってしまうんです。トクホだとしても同じ難消化性デキストリンを使っていますし、機能面は同じなので、より価格を落とすためにも機能性表示食品制度の方がメリットはあったんです」

――とはいえ、トクホというブランド力、一般的にその信頼性は大きいですよね。

「確かにトクホの安心感は何事にも代えられない、それは弊社でも感じています。ただ、やはりお客様のニーズ、味覚を重要視されていることや価格設定に照らし合わせると機能性表示食品制度に立脚した方がお客様にミートできると考えています」

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