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親子の絆を深める“交換こけし”、夏休の伝統工芸ワークショップが大盛況

Entame Plex / 2015年8月21日 20時55分



渡辺氏は番組内で演じているおしゃべりな4代目店主・森須護(もりすまもる)に扮した衣装で登場。「役者という仕事も物を作るという意味では、(伝統工芸の職人さんと)シンクロする部分があると思います。僕自身も職人気質と言われる役者になりたいと思っていますから、尊敬する部分が多く、この番組に携われて嬉しい」と、職人達への尊敬の念を口にした。



また、トークショーには菅原氏も出席。昨今、こけし好きの女子=“こけ女(じょ)”なる言葉が生まれたようだが、それを裏付けるかのようにイベント会場にも多くの女性が詰め掛けていた。イベント途中、菅原氏によるこけしの顔への絵付けも行われ、こけし作りを始めて48年目という菅原氏の職人技を目の前で見た渡辺氏は、「シンプルな表情の中に、子どもの可愛さや親の愛情が豊かに感じられて、素晴らしくて感動しました」と感激しきり。

同番組、そしてこの日のイベントのコンセプトでもある“ずっと変わらない価値”について渡辺氏は「伝統工芸と聞くと“ずっと守っていかなくてはいけないもの”と考えがちなんですが、菅原さんを含め一流の職人さん達に話を伺うと、その時代の人達に向けて何が出来るかということを絶えず考えている気がするんです。インディゴこけしなどもそうですけど、それまでの伝統を打ち破ってちょっとずつ革命を起こしたり、新しいことも取り入れながら、続いていくものなんじゃないかと感じますね。どんなに辛い時期があっても前を向いてブレないことが大事、矛盾するかもしれませんが、守りに入らずに攻める姿勢が、(伝統工芸を)継承することに繋がっていくんじゃないでしょうか」と独自の目線で見解を述べつつも、「役者として、しょっちゅう挫けています。でも、そんな自分を奮い立たせるためにも、伝統工芸の職人さんの言葉を聞いたり作品を見ると、もっと頑張ろうと思う瞬間がありますね」と、熱く語っていた。

「アーツ&クラフツ商會 presented by セキスイハイム」は、BS朝日にて毎週月曜よる11:00~11:30放送。

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