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lecca“最新作が一番だって思える自分でありたい。そう思えなくなったら辞める”

Entame Plex / 2016年1月28日 20時12分

「世間的には『For You』だと思うんですけど、自分的に大きいのは『My measure』と『ちから』ですね。『For You』は少し特殊で、お客さんからのメッセージを元にしてまとめるような感じだったので、自分から100%ではなかったんですよ。でも、この2曲は自分から100%出した曲で。とにかく聴いてくれる人を元気付けたいという気持ちや自分の立ち位置や使命感、情熱などがすごく詰まっていて、それまでとそれからの意識も変わった曲。初期のころは自己満足というか自分が書きたいから、好きだから書いていたような感じでしたけど、ワンマンで全国ツアーをやらせてもらうようになって、『For You』でたくさんの人からメッセージをいただいて、自分の曲が人の人生に響くようなことがあるという自覚、この2曲はそれがすごく出ていたと思うんです。どうしたら聴いた人たちの人生に役立てられるのかを考えて作っていたというか」

――ただ全曲どれもポジティブなところは全然変わりませんね。

「そこはむしろ磨きがかかった感じもしますね。それは私が出会ったレゲエのおかげだと思います。私はジャパニーズ・レゲエがすごく好きで、諸先輩方のポジティブなライヴを見て育ってきたので。彼らが発信する前向きな姿やメッセージは、私の中に今でも残っていて、そのおかげで自分は前を向いていられるのかなと思います」

――レゲエのメッセージってJポップとはまた違った魅力がありますよね。

「すごく強いですよね。たまに言っちゃいけないことが入ってたりしますけど(笑)。でも、それもアーティストのさじ加減で、何を伝えたいかですよね。私はJポップを聴いてきた人たちにレゲエの持っている強い心の持ち方、あり方をちょっとでもエッセンスとしてしみ込ませて伝えたい。会社や学校に行きたくないときに、ちょっとでも何か変われるかもしれないって意識を転換させたり、やりたいことを思い出させたり、少しでも高みを目指すきっかけになればいいなと思っていて。音楽はそれだけの起爆剤になると思いますし」

――ただ、今回唯一収録されている新曲『ねがい』はレゲエというより、大人なバラードに。

「ドラマ(「最高のオヤコ」)の主題歌ということもあって、幅広い世代の方が聴いてくださるよう考えてできた曲で、私の曲の中でもすごくわかりやすくて文字数の少ない、珍しい感じになりましたね。ただ、私自身レゲエ100%の人ではなく、ポップもロックも好きで、どういった形が最も伝えられるかを常に模索しているんです。この曲をきっかけに今後どうなっていくのか、それは自分でもちょっと楽しみなところですね」



――今年は1月にベスト盤をリリースし、4月にはすでにアニバーサリーライブも決まっていたり、なんだかんだまた忙しそうですね。

「その予感だけはありますね(笑)。2015年は『前向き』を出してツアーして、個人的には出産もあったりと綱渡り状態で、自分でも大丈夫かなと思いながら走り抜けた1年でしたけど、今年はさらなる綱渡りが続いていく1年になりそうです。終わったときに健康で立っていられたら御の字ですね(笑)」

――そこにはオリジナル・アルバムの制作も。

「ありますね。そのためのベスト盤でもあるので。先日6、7年ぶりに製作用のパソコンも買い替えたので、まずはそれを整えてまた曲作りに励んでいきたいです」

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