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いくら食べても痩せられる!? 渡辺信幸先生が提唱する「MEC食ダイエット」とは?

Entame Plex / 2016年4月18日 19時15分

――肉・卵・チーズは私たちが思っているほど糖質は含まれていないんですね。

「ええ。ですから結果的に糖質ダイエットにもつながります」

――ちなみに一般論では、「炭水化物(糖質)をエネルギーに変えて脳やカラダを動かそう」という発想があります。

「エネルギーになるのは、タンパク質、糖質、脂質です。タンパク質は最後にエネルギーに使うものなので省くと、あとは糖質か脂質の選択になる。その違いをたとえるなら、糖質がお相撲さんで、脂質はサッカー選手。糖質は瞬発力に必要なもので、脂質は持久力に必要なものになります。糖質はすぐにエネルギーとして消費されてしまうため、大量に必要を感じてしまう。反対に脂質は持続的にゆっくりとエネルギーに変わるんです」

――そうすると脂質を多く摂ったほうが長期的なエネルギーになるので、結果的にカロリー摂取量が……。

「全体的に下がりますよね」

――お肉ばっかり食べて痛風とか大丈夫なんでしょうか?

「そこも誤解されがちですが、痛風も糖質ですよ。お肉で痛風になる危険性はほとんどありません。それに『太るんじゃないの?』なんてたずねられますが、肉食だと活動的になり、よりカロリーを消費するようになる。それでも物足りなくなれば、自然に運動を好むようになりますよ」



――こうしてお話を伺っていると、今までの食事法はなんだったのか、という気になってきます。

「『MEC食』は西洋的な発想ですからね。日本人には、つらい目にあえば良いことが待っているという考えが根付いていると思います。だから、粗食や極端にものを食べないダイエット法が考案されがちなのです。でも、おいしいものを食べてちゃんと痩せられる方法もちゃんとある。沖縄が長寿だったのは、米軍が駐留して肉中心の食文化が日常のものとなっているからとも言えますね」

――でも、いくらでも食べていいってことは……。

「そこで、『MEC食』のもうひとつの基本『30回以上、噛むこと』が出てきます。まず、食べ物の大きさをひと口サイズのガムくらいに小さく切る。それから30回以上噛む。よく噛むと味覚が鍛えられて、少しの量で満腹感を得られるんです。だから、いくらでも食べていいのですが、結果として適量で満足できる」

――よく噛めば胃腸の消化吸収も助け、“重たい”食事もそう感じないと。こうして聞くと、よく考えれば「なるほど」な理論ですね。この『MEC食ダイエット』を実践された人の声はどのようなものでしょうか?

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