林遣都「初めてのことだった…」撮影中に号泣した話題のドラマ『火花』インタビュー
Entame Plex / 2016年6月22日 12時50分
林「どう動くかを決めるとかは一度もなかったです」
波岡「どの監督もそうでした。バミ(位置決めのテープ)を引かれたりとか、まったくなかった。僕たちが動くとカメラや他のスタッフたちも一緒に動いてくれる。決めごとをほぼ作らずに演じました。恵まれた現場ですよね」
――アクシデントが起きてもそのまま進める感じ?
波岡「はい。シーンが終わってもカットがかからないんですよ。それで総監督の廣木監督を見たら、台本を持たずに僕らのほうをじっと見ているんです。そのまま。本にない徳永と神谷の会話が続いて、それが採用されたりもする。台本の読み合わせの段階でも、廣木監督からは『お前ら、ずっと徳永と神谷でいろよ』って釘を刺されました」
――林さんはアドリブが続くなかで印象に残っている自身の言葉はありますか?
林「コンビの相方・山下とケンカをするシーンで、彼がずっと下半身をもぞもぞしていたんです。そのとき、とっさに『チ○コ触んなや! お前』って」
波岡「さすがに『チ○コ』は台本にない(笑)」
林「撮影中に相手を見て、言いたいことがあったら反射的に口に出るようになっていましたね」
波岡「ト書き通りに行動したら、廣木監督から『違う』って怒られましたからね。その役としてやりたいか、やりたくないかが大事なので」
――そうなると、ご自身の役をあらかじめイメージしておく必要がありますね。
波岡「そうですね。現場では僕は神谷であり遣都は徳永であり、しっかりとした関係性がないといけない。役と素の自分を同一にできれば、カメラは関係なくなりますから」
林「ふたりがお酒を飲むシーンでちょいちょい波岡さんがボケてくるんですが、けっこう台本にない……」
波岡「(笑)。かなりあるな」
林「芸人さんって、プライベートでも凄まじいテンポで会話するんです。それをうまく表現したかったです」
――徳永と神谷の関係性が現実のふたりにも影響を与えましたか?
林「終盤のシーンで徳永が涙を浮かべながら漫才をして、それを客席のうしろから神谷が見ているというシーンがあるんです」
波岡「あのときオレのことじっと見てたよな。あれって台本にあったっけ?」
林「ないです。あれは僕がやりたくて。台本には『神谷が立っていた』としか書いていなかったんですが、徳永ならどこにいても神谷を感じて気づくはずって思いました」
波岡「ほとんどカメラは向いていなかったけど、僕はボロ泣きのまま漫才を見ていましたね」
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