家入レオ、本来の自分の姿をありのままに表現した意欲作『WE』について語る
Entame Plex / 2016年7月5日 17時0分
――呼吸? それは生きること?
「そうですね。でも、今までの作品があっての1枚なので全部無駄じゃなかったし、全部に感謝してるからこそこの作品ができたんだと思います」
――今回はこの『we』と、対照的な『Party Girl』は家入さんが作詞作曲。このギャップも面白いですね、それこそ陰と陽という感じで。
「思いは同じなんですけどね。私は昔から感情の起伏が激しくて、それがコンプレックスだったんですけど、昔から一緒にライブを作っている舞台監督さんに“それはレオちゃんの魅力だから”って言われて、こういう自分でいいんだって思えるようになったんです。私生活で『Party Girl』的なことはたまにしていて、それは確実に私の一部分でもあるので、今回はそれを曲に落とし込めてよかったです」
――起伏という意味ではアルバムの中にもすごくあって、特に前半はすごく明るいけどそれはなぜ?
「冒頭の3曲は意思表示なんです。最近よくインディーズのバンドの音を聴くことが多くて、前にThe fin.のライブに行ったときに正直ショックを受けたんですよ。年齢もあまり変わらないのにすごく完成されていて、こんなにかっこいいことやっちゃうんだって。それで、あからさまに落ち込んでいたときにプロデューサーの多保さんから“自分の生き方を突き詰めるやり方も大事でかっこいいけど、エッジの効いたことをしながら多くの人に求められる方が意外と難しいんだよ”って言われて。そこで私はJポップでやることを難しく考えるのをやめようと思ったんです。私はこの場所でデビューして、ここでいろいろな人と出会い、これからも出会っていきたいし、それをマイナスに考えちゃダメだって。そのときにこの3曲は大きいタイアップが付いていて、あえてそれらを最初に持ってきた。それが私の意思表示でもあったんです」
――あと、意外性という意味では『Party Girl』もですが『シティボーイなアイツ』も。今までにないニューウェーブ感というか80’s感があって、いよいよこういったサウンドも打ち出すようになったんだって。
「私はいつ聴いても色褪せない音楽、名曲が大好きで、私自身そういう音を作りたいと思っていたんですけど、2016年に音を鳴らしているんだから今のエッセンスをたくさん取り入れた曲を作っていきたいと思っていて。それだけにこの曲はPOP ETCという海外のバンドのボーカル、クリストファー・チュウにアレンジをお願いして、彼が作るニューウェイブっぽい仕上がりになっているんです。今回自分の中でひとつのテーマとして“スタイリッシュ”があったんですが、それがいい感じに組み込めたんじゃないかなと思います」
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