八代亜紀、どうなる真夏のロックフェス!? 開催直前インタビュー
Entame Plex / 2016年7月21日 12時0分
――それはスゴい!
「ステージに出る前に空に向かって“今はダメよ”って言ったんです。そしたら、空が真っ暗だったのに雨が止んで。あと、『雨の慕情』になったときには、この歌は“雨雨ふれふれ もっとふれ”って歌詞だし、みんなに歌うのやめる? って聞いたら、ドッカーンって盛り上がってみんな“やめないで!”“歌って!”って(笑)。だから、もう一度空に向かって“降っちゃダメよ”って言ったら、なんと太陽が出てきて……」
――八代さんの声は天に届くんですね。
「そうみたい(笑)。『雨の慕情』を歌っているときは嘘みたいに眩しくて、スタッフもみんな鳥肌ものだって言ってましたね(笑)。しかも、その後もたくさん歌ったんですけど、雨は全然降らなくて、ライブが終わって2時間後にまたどしゃぶり。私って本当に晴女なんですよ(笑)」
――「FUJI ROCK FESTIVAL」は、これまで何度も開催中に雨が降っているんですが、今年は大丈夫そうですね。
「大丈夫! “ダメよ”って言っておきますから(笑)。私、今まで結構野外でやっていますけど、一度も雨が降ったことはないんです」
――今年の野外フェスではどんなパフォーマンスをするかもう考えてます?
「毎回特に考えているわけじゃないの。あくまで自然体。フェスごとにお客さんも違うし、自然にやっていますね」
――どんな曲を歌うのかもこれから?
「まだ何を歌うかは決めてないです。でも、やっぱりフェスならリズムがある歌がいいですよね。あとはガンガンいくような曲。みんなで盛り上がりたいですからね。『赤い街』のようなジャズもいいし、『MU-JO』みたいなメタルっぽいのもいいし……とにかくお客さんのイメージとは違うものが歌いたいですね。『舟唄』をロック風に歌ったり」
――八代さんはとにかく新しいことにチャレンジするのがお好きなんですね。
「大好きです。音楽が大好きだし、どんなジャンルでもすごくチャレンジしてみたい」
――今までジャズやブルースの作品も発表していますよね。
「そういったことはどんどんやりたいんですよ。今やるなら、ボサノバとかいいですよね。『雨の慕情』のボサノバ・バージョンとかできたらかっこいいな~。若い人にぜひ聴かせたい」
――そういった他ジャンルへのアプローチって昔から興味があったんですか?
「ありましたね。リサイタルなんかでは昔から歌っていましたし。2時間のショーの中にロックやジャズ、ブルースのコーナーを組み込んで。だから、自分では普通のことなの」
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