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比嘉愛未の心を動かした大女優のある言葉とは?

Entame Plex / 2017年1月13日 19時30分

――等身大ということは、こと葉の内面に共感する部分も大きかった?

「共感できる部分ばかりでした。というのも、わたしも不器用で猪突猛進でこうと決めたら真っ直ぐしかいけないタイプなので(笑)。久美(長谷川京子)さんと出会って、スピーチライターの世界に好奇心を抱いてからのこと葉の行動力は全く迷いがなくて……、自分がまだお芝居を始めたばかりのころと重なりました」



――こと葉が成長していく過程を描いていくなかで、1話でのスピーチのシーンはとても重要だったのでは?

「あのシーンを撮影初日に撮ったんです。撮影初日は大体1シーンか2シーンくらいを撮ることが多いんですが、今回は11シーンあって、トウタカ製菓(こと葉が勤めていた会社)でのシーンは、ほぼ1日で撮り終わったんです。そのなかで最後にあのロングスピーチの撮影だったので、少しくらい言葉が変になろうが気持ちでぶつかろうと思って、自然な気持ちで臨みました」

――そのほか、印象に残ったシーンは?

「未だに鮮明にひとつひとつ憶えているくらい濃厚な1ヵ月半でしたし、1話から4話までそれぞれ印象に残っています。なかでも厚志(渡辺大)のスピーチのところは一番印象的でした。出来上がった作品を観たときにも胸にくるものがありました。あのシーンは、厚志だけじゃなくて今までいろいろあって戦ってきたみんなの想いの集大成だったので……、演じているときはもちろんカメラが回っているんですけど、それとは関係なくグッと心が引き寄せられたんです。みんなの気持ちがひとつになれたシーンだったので、今思い出すだけでウルっとしちゃいますね」



――現場での長谷川(京子)さんの印象はいかがでした?

「まず圧倒的な美しさとオーラに毎日見とれていました。すごくパワフルでちょっとミステリアスな部分もあって……、でも話すととても気さくでオンオフの切り替え方が素晴らしいなと思いました。長谷川さんはかなり難しい台詞ばかりだったのですが、毎回スマートにNGなしで演じられていてすごいんです。そういったところも素直に尊敬する気持ちがあったので、演じようと構えるのではなくてこと葉と同じような気持ちでスッと入ることができました」

――八千草薫(特別出演)さんとのシーンはものすごくほんわかした雰囲気で観ていてとても心地良かったです。

「作品からも伝わると思うんですけど、八千草さんに会うと映像の100倍くらい癒されるんですよ! その場にいらっしゃるだけで自然と笑顔になってしまうというか……、芯はあるのにとても柔らかくてとても憧れます。強くなくても声にすごく説得力があって、八千草さんだから台詞が響いたんだと思います。目指したいと思える素敵な大女優さんと出会えたことは、今回わたしにとっての財産だと感じました」

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