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世界のとびきりおいしいをお裾分け「YOU BOX」from Georgia! 【前編】

FASHION HEADLINE / 2015年11月22日 21時0分

ジョージア料理には、たっくさんの新鮮なハーブが欠かせません

2013年のある日、うっかりホームレスになり、1ヶ所に帰る必要性が無いことに気づいた私中村優は、「とびきり美味しいものに出会う」旅を始めました。世界中にちらばったとびきり美味しいものには、決して作り手の技術による味だけではない、なにかしらの秘密があるはず。そして、出会ったとびきりを、とびきりな友達にお裾分けしたい。そんなひょんなことから「YOU BOX」は、生まれました。

ここ最近のYOU BOXを振り返ると、朝に飲まれる緑のおかゆを巡り訪れたスリランカでは、アーユルヴェーダなどの“知恵が詰まった美味しさ”に出会いました。コスラエスープを求めて訪れ、主に火起こしを習ったミクロネシアでは、“プリミティブな美味しさ”に。そして、本当にこだわった生産者と、誰もが美味しいと思うようなプロダクトに出会えたスペインでは、“洗練された美味しさ”……。さて、今回はどんな美味しさに出会えるでしょう。今回の目的地は、世界をたくさん旅して美味しいものを食べている人が、「ジョージアの料理がとにかく美味しい」と言っていたことや、最近飲んだアンバー色のジョージアワインが面白かったので、ジョージアに。相変わらず、国を決めてから2週間後の出発と、ノープラン10日間の旅がスタートしました。

ところで、YOU BOXの旅のスタートはいつも、往復航空券と初日の宿だけ決めた状態で日本を後にします。私は知識でフィルターを作ってしまわないよう、旅から帰ってからその歴史を調べる方が好きだったりするのです。ひとまず降り立ったのは、首都トビリシ。そこは、治安が良さそうな香りに包まれていたため意外な安心感を抱く反面、言葉が1ミリも予想出来ない状況が久しぶりで、「あ、そうか、言葉分からないのか」と当たり前ながら若干の不安を抱きます。

初日の宿は、トビリシで初めてベジタリアンフードのデリバリーサービスをスタートさせた親子、エカさんとリーラさんのおうち。小さなガーデンを囲むようにして立つ彼女たちの家には、おばあちゃんの代から色んな人が泊まりに来ていたようで、画家が壁に絵を残して去っていたり、ハンドメイドの素敵な置き土産があるなど、人の交流の歴史が息づいていて温かい。日常からよく食べるという緑のボルシチや、牛肉のダシが決め手のスープ「ハルチョー」のベジタリアンバージョンを習ったりしながらどこに行くか、考えます。

ひとまず、東へ!

目の前に、ブドウを積んだ車やトラックが見えてくる。

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