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面や兜から気配を感じとる。彫刻家・淺野健一の個展がhpgrp ギャラリートウキョウで開催

FASHION HEADLINE / 2016年1月2日 12時0分

淺野健一 「avatar24」 2015年 檜、漆、水干絵具

彫刻家・淺野健一の新作展「monstrum」が16年1月15日から2月14日まで、東京・青山のhpgrp ギャラリートウキョウで開催される。

淺野は、からくり人形や仏像の修復などを学び、日本の伝統的な木彫技術を軸とした独自の世界観を繰り広げる彫刻家。変身、憑依、傀儡、コスプレといった、ある媒体を通じてそれまでの自分とは異なる新しい化身になること、それによって力を得ることをテーマに制作を行っている。

同展のタイトル「monstrum」は「monster」の語源とされ、「正体はわからないが存在を感じる出来事やもの」という意味から「奇怪な出来事や生物の登場は神々の警告である」とも解釈される言葉で、同展では“目に見えぬものからの警告”を面や兜、風神雷神、雛人形を通じて表現した。

【イベント情報】
「monstrum」
会場:hpgrp GALLERY TOKYO
住所:東京都港区南青山5-7-17 小原流会館地下1階
会期:16年1月15日~2月14日
時間:12:00~20:00(1月15日は19:00~21:00までレセプションあり)
休館日:月曜日、日曜日

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