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ゴルチエ パリ、雪景色に映える究極のウィンターリゾートルック【2017-18秋冬クチュール】

FASHION HEADLINE / 2017年7月12日 20時0分

ゴルチエ パリ2017-18年秋冬コレクション

ジャン=ポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)によるゴルチエ パリ(GAULTIER PARIS)は7月5日、パリの本社パーティホールを会場に2017-18年秋冬オートクチュールコレクションショーを開催した。

雪や山、ウィンタースポーツなどをモチーフに、ゴルチエらしい様々なアイデアを生かしたアイテムで構成。スカンジナヴィアモチーフのニットジャケットやアランニットのトップスは、ゴルチエのコレクションでは馴染み深いアイテムだが、焼直しや同じことの繰り返しは決してしていないところが驚きでもある。

以前のコレクションで素材がミンクだったニットジャケットは、モスリンを裂いてリボン状にした糸で編み、あるいは鎖帷子にプリントし、ビーズ刺繍で表現していたアランニットは、今シーズンはモスリンを手で畳みながら刺繍をして凹凸を出したものになっていた。ダウンジャケットのように見えるトップスは、メタリックにペイントしたニワトリの羽を刺繍したもので、ゴルチエ独特のトロンプルイユ(だまし絵)的表現は健在。

今シーズン目立っていたシルエットは、半円状にパネルを肩に乗せたベルヴェデール・ショルダー。スパンコールで雪崩を表現したコートや、中綿を入れて3Dにしたパープルのベルベットドレスなど、多くのアイテムのディテールとして登場した。

最終ルックは、ポルカドットのチュール素材のマリエ。ココ・ロシャ(Coco Rocha)が着用し、ドレスと同じ素材を張り巡らせた三輪車に乗って登場してフィナーレへ。

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