きらめく金魚が舞う新感覚お花見「江戸桜ルネッサンス&夜桜うたげ」日本橋でスタート
FASHION HEADLINE / 2014年3月7日 12時52分
アートアクアリウムプロデューサー・木村英智による展覧会「江戸桜ルネッサンス &夜桜うたげ」が日本橋三井ホールにてスタートした。木村が手掛ける「アートアクアリウム 金魚シリーズ」や「スカイアクアリウム」は毎年夏に開催され、累計入場者数250万超という人気を博したが、今回は初めて春に開催。本物の桜の花は一輪も用いず、桜の美しさを五感で堪能できる新しい花見体験を実現させた。
本展は「ある有力者のもとに、江戸の”かぶき者”から『わたしの屋敷で、江戸で最も早い花見を開催いたします』という招待状が届いた。3月初旬に江戸で花見とは気が早いと思い、半信半疑で屋敷を訪れると…」というストーリー仕立てで構成されている。
会場でまず目に引くのは、京丸山公園、祇園白川、清水寺など様々な場所で咲く”桜”が描かれている着物。木村は桜柄の着物を並べることで「桜の並木道」を表現した。特に注目すべきは奥に展示されている、江戸時代に作られた3点。当時は梅を愛でる文化が主流であったため、桜柄は非常に貴重だったという。
更に奥に進むと、この展覧会の目玉でもある「江戸桜ふぶき」が。硝子細工の”江戸切子”で作られた花びらが桜色にきらめき、後方の和紙には”桜の大木”がプロジェクションマッピングで映し出されている。桜の木の映像がくるくると回転する度に花びらが舞い散るのに加え、左右に設置された障子にも花びらが「影絵」のように浮かび上がる。
「江戸桜ふぶき」の前方には、桜見のための「夜桜宴の間」3部屋を用意。壁面に夜桜の絵柄が施された和風の小部屋で、伊賀焼や清水焼の陶器や京漆器に盛りつけられた伊勢海老や鮪などを味わうことができる。こちらの利用については、個室貸切料1万円(90分)、セット料理は5,000円(1人分)で、チケットの事前購入が必要となる。
この展示会のもう一つの目玉は木村の最新作である「江戸桜リウム」。中央に置かれた透明な桜の花びら型のオブジェの中は水で満たされ、ラメやパールのようにきらめきながら金魚が泳ぐ。木村は光を浴びてきらめきながら泳ぐ金魚によって「桜が舞い散る様子」を表現。そして天井には、江戸切り子のグラス約1,000個で作られた巨大シャンデリアを設置。白、ピンク、カラフルなマルチカラーなど数分ごとに照明の色は変わるが、木村によると白い照明の時に切子本来の美しさが最も引き立つのだそう。
その他にも、江戸切子のグラスで京都や三重の名酒を提供するバーや、桜柄の手漉き和紙で作られたインスタレーション「桜和紙の門」、影絵の花見を楽しめる「伊勢型桜の間」、老舗の和菓子屋や茶屋の和菓子セットを提供する「五日桜の間」が設置される他、会場入り口付近では日本画家・西野正望によるライブペインティングを実施。未来の日本橋を描く長大な絵巻「熈代勝覧(きだいしょうらん)」の制作過程をリアルタイムで見ることができる。
【イベント情報】
江戸桜ルネッサンス &夜桜うたげ
会場:日本橋三井ホール
住所:東京都中央区日本橋室町2-2-1COREDO室町5階
会期:3月7日から3月30日
時間:11:00から23:00
入場料:当日料金 一般1,000円
※「夜桜宴の間」や「五日桜の間」で食事するには、セブンチケットでの事前のチケット購入が必要。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【川越プリンスホテル】春風を感じながら人力車でめぐる、絶景夜桜と小江戸の魅力体験
PR TIMES / 2025年2月7日 15時15分
-
花咲く季節の訪れを喜ぶ「星野リゾート 青森屋」のイベント 青森ならではの花見を楽しむ「たんげ花咲かまつり」
OVO [オーヴォ] / 2025年2月5日 9時23分
-
たおやかに咲き誇り舞い散る桜の儚さを表現したジュエリー 4℃の「2025 SAKURA Collection」
PR TIMES / 2025年1月24日 11時15分
-
【界 玉造】温泉街に咲く400本の桜を楽しむ「桜舞うたまゆら滞在」開催
PR TIMES / 2025年1月17日 13時15分
-
【星野リゾート 青森屋】花咲く春の訪れを喜び、青森ならではの花見を楽しむイベント「たんげ花咲かまつり」開催
PR TIMES / 2025年1月14日 13時15分
ランキング
-
1「めっちゃうま!」セブンで買える、SNSで話題のスイーツ3選。贅沢気分に浸れる美味しさ。
東京バーゲンマニア / 2025年2月10日 18時3分
-
2義理チョコは「人間関係の潤滑油」? 義理でもうれしい…“義理チョコ文化”に対する男性の“本音”
オトナンサー / 2025年2月10日 20時10分
-
3「ドラマの衣装合わせで下着を脱がされ…」芸能界にあふれるひどすぎるハラスメント被害の実態
プレジデントオンライン / 2025年2月10日 7時15分
-
4西成「家賃2万7千円」ほぼ廃墟ハウスに住んだ結果 住人はほぼベトナム人、そこで見た驚きの光景
東洋経済オンライン / 2025年2月10日 8時30分
-
5「8年前より今のほうが断然美肌」“肌老け”を脱出した48歳が、肌のために「やめて良かった食習慣」8つ
女子SPA! / 2025年2月10日 15時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
