日本橋三越で福澤諭吉のベビーカー初公開。子育ても“すゝめ”る

FASHION HEADLINE / 2014年7月31日 10時0分

福澤諭吉がアメリカから持ち帰った乳母車

日本橋三越本店は、ベビーカーの今昔を紹介するイベントを同店本館1階中央ホールで開催している。会場では福澤諭吉が使用したという乳母車や子育てに関する資料も特別公開する。8月5日まで。

「見て、触って、動かして、機能を体感。ストローラー(ベビーカー)エキシビジョン」と題し、乳母車から最新の海外ブランドのベビーカーまでを展示。会場では実際に使い心地を体験するために、駅の改札口や段差などを設け、店内貸し出しサービスも行う。

今回注目されるのは、福澤諭吉が初めて日本に紹介したという乳母車(全長134.2cm、幅67.0cm、高さ105.2cm/慶応義塾福沢研究センター所蔵)が特別公開されていること。この乳母車は、1867年、福澤がアメリカから持ち帰ったもので、車体は黒い幌に赤い車輪。また、福澤が子供達に与えた読み物『ひびのおしえ(ひゞのをしへ)』や、留学中の息子達に書き与えた心得書など、福澤の子育てに関する資料や家族写真も併せてパネルに展示。“明治”という男尊女卑や長男偏重主義という時代に、福澤が子供に徳義を教育し、家族における平等の大切さを教え込んだことが説明されている。

会場ではこの他、国内外の最新ベビーカーが展示されている。アメリカの「フォーマムズ ストーラー(4 moms stroller)」の電動折りたたみベビーカー(11万8,519円)、オランダの「ジュールズ(JOOLZ)」からは4輪独立サスペンションとエアタイヤを備え、乗り心地と操作を重視する傘付きベビーカー(16万円)、フランスの「ベビーゼン(BABYZEN)」は機内持込みもできるベビーカー(5万5,000円)が並ぶ。日本からは「アップリカ(Aprica)」が出展。洗濯機で丸洗いできるリバーシブルシートが可能なソラリア(5万5,000円)を紹介している。

担当者は「日本橋三越のベビーカー売り上げは前年比120%で好調。少子化傾向から子供に投資する金額が増えていると実感している。最近は1人の子供に対して、2台買うケースも増えているため、産後1ヶ月位から利用できるフルフラットのタイプもある。また、フレームカラーや各種パーツがカスタマイズできるタイプや、タウンユースに向いた軽量タイプまで、ベビーカーのMD展開は以前より充実している」とコメントする。

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