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馬のバイクに武士が乗る。美術と歴史を諧謔する山口晃の展覧会

FASHION HEADLINE / 2014年12月23日 21時0分

ポスター用描きおろし原画「続・無残ノ介」 2007 紙にペン、墨、水彩 51.7 x 73.5 cm撮影:宮島径 (C) YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery

水戸芸術館の現代美術ギャラリーで「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」が開催される。期間は2月21日から5月17日まで。

山口晃とは馬を模るバイクに武士を乗せるなど、個性的な芸術観で注目を集める画家。13年には「ヘンな日本美術史」で小林秀雄賞を受賞するなど、キャンバスには美術や歴史に対する批判精神が描き込まれ、そのタッチは大和絵や浮世絵を思わせる。細部を緻密に書き込む作風も有名で、『Tokio山水』シリーズといった都市の鳥瞰図、合戦図などを数多く手掛けてきた。

今回の展覧会では大作『続・無残ノ介』が50m規模の大展示室に飾られる他、代表作『忘れじの電柱』が発表時とは別の形で展示される。その他、小道のような通路につながる各部屋には、それぞれに異なる山口の作品世界が広がり、その先には新作のインスタレーションが待ち受けるという構成だ。

3月21日と4月19日には山口によるトークイベントが開催される予定。また、5月2日には「お絵描き道場」として、会場を訪れた人から提案されたお題を元に、山口がその場で絵を描き上げる。その他、3月7日から5月17日までは週末に、市民ボランティアによるギャラリートークも催される。


【イベント情報】
山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ
会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
会期:2月21日から5月17日
時間:9:30から18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(5月4日は開館)
入場料:一般800円(中学生以下、65歳以上は無料)

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