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潜入レポート! NYの老舗ホテル「ザ カーライル ローズウッド ホテル」のリニューアルが完成。知る人ぞ知る魅力をご紹介【From cities 世界の都市に憧れて Vol.31】

FASHION HEADLINE / 2022年3月10日 11時0分

それぞれのアートを眺めていたら、レストランのスタッフから「この中に5点だけ有名な絵本作家のイラストが隠れているよ」と教えてもらいました。実は、このレストランに隣接する歴史あるバー「べメルマンズ バー(Bemelmans Bar)」の壁面には、アメリカの絵本作家であるルドウィッヒ・ベーメルマンス(Ludwig Bemelmans)氏のイラストが壁いっぱいに描かれていて、このホテルのアイデンティティとして長年愛されています。今回のリニューアルに際し、彼に感謝と敬意を表する意味を込めて新たに作品を購入することを決めたのだそう。レストランを利用する際は、ぜひこの5点の特別な作品探しも楽しんでみて。

メニューはヴィ―ガンにも対応。アレルギーや食習慣など気軽に相談できるので誰と訪れても安心して食事が楽しめます。
©FASHION HEADLINE

また、今回のリニューアルに合わせてエグゼクティブ シェフとしてSylvain Delpique氏が任命され、メニューも一新されました。Sylvain Delpique氏は、あの有名な「21 Club」でエグゼクティブ シェフを勤めていた経歴の持ち主です。新しいメニューのテーマは「タイムレス ニューヨーク クラッシック(Timeless NY Classic)」。今回は、マネージャーにお任せして、お店のおすすめをいただくことに。

前菜は、絵画のような盛り付けが美しいタコのカルパッチョ。しばらく見惚れてしまいました。タコはとても柔らかく、レモンピューレ、オリーブのペースト、ザクロ果実とともにいただくととてもさわやか。ハーブもとてもよいアクセントになっています。

Octopus Carpaccio $29.00(Tax, Service fee 別)©FASHION HEADLINE
友人の前菜は、店自慢のエスカルゴ。トマトやスパイスで味付けされたバターソースは、ほのかにカレーフレーバーを感じます。添えられていたナンと一緒にいただくと絶品。

Wild Burgundy Escargot $28.00(Tax, Service fee 別)©FASHION HEADLINE
メインは、テーブルサイドで仕上げの調理をしてくれる特別なステーキ。バターとローズマリーで焼いたあと、最後はコニャックでフランべしてくれます。テーブルサイドサービスは、かつてのNYでは定番でしたが、いまではやっているレストランが少なくなっています。このレストランでは、今回の改装に合わせてテーブルサイドサービスを再開し、お客様にとても好評なのだそう。実際にこの日もいくつものテーブルで火が上がり、その度に周囲では歓声が上がっていました。超一流レストランなのに気取らないアットホームな雰囲気もこのレストランの魅力です。

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