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ワーク、ブリティッシュテイストを加味し、DNAのアンコンテーラードを復活させたボリオリ【2018-19秋冬メンズ】

FASHION HEADLINE / 2018年2月7日 19時0分

ボリオリ2018-19年秋冬コレクション

ミラノメンズに軸足を移していたボリオリ(BOGLIOLI)が、サルトリアとしてテーラードのDNAに本格的に回帰している。今年1月のピッティ・ウオモ93で発表された2018-19年秋冬コレクションでは、ディナージャケット、ワークウエア、ダブル、ニューイングランドと4つのラインで構成された「ガレリアコレクション」と名付けられた、ボリオリ本来のアンコン仕立てのジャケットを復活させた。

ディナージャケットはソフトで繊細な素材を使い8色展開と幅広いシーンで活躍するアンコンジャケット。旅などのオフシーンへの対応を図ったワークウエアはコットンジャケットにナイロン素材のライニングで機能性を持たせるなど、実用性を意識したライン。ボリオリらしい上質なファブリックをスポーティーに提案した若々しいラインのダブル、トラディショナルなジャケットをウールリネン、ウールコットンなどの素材にストレッチ性を持たせ、コンテンポラリーに仕上げたニューイングランドのラインはトレンチコート、ロングボンバージャケットなどミリタリー系のアイテムもラインアップされた。

今シーズンのカラーパレットはイエロー、濃淡のあるハニー、オークルを中心に赤、グリーン、バーガンディー、ブラウンがアクセントカラーに使われている。


Text: Tatsuya Noda

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