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GWは京都でアート散歩、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2023」「跳躍するつくり手たち」+1

FASHION HEADLINE / 2023年4月30日 15時0分

今年のゴールデンウィークの京都は普段公開されない寺社仏閣、日本庭園や歴史的建造物を使ったファッション、アートにまつわる展覧会が目白押しだ。毎年この時期に開催され、今年で11回目を迎える「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」は今回もシャネル・ネクサス・ホール、ケリング、ロエベ財団やシャンパンメゾンのルイナールなど海外のラグジュアリーブランドなどがスポンサード。京都市内の各所において世界で活躍する写真家の作品が展示されている。また今回から新たに姉妹イベントとして音楽フェスティバル「KYOTOPHONIE」がボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)のスポンサードによってスタートし、GW中に海外アーティストのライブも行われる。

京都では町家や古い住宅などをギャラリーとして残そうとする動きも近年顕著になりつつあり、伝統工芸技術、職人文化の継承なども見直されている。京都市京セラ美術館の新館・東山キューブでは特別展「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」がジャンルを超えて国内外で活躍する20組の作家の作品が集められた。このほか、西洞院高辻の南の路地に1年前にオープンした多層的表現空間「四条半」の1周年記念祭など、GWに京都でめぐりたい展覧会を紹介する。


八竹庵(旧川崎家住宅)

15会場をもっと楽しむKYOTOGRAPHIE2023完全ガイド



松村和彦『心の糸』(@八竹庵)

八竹庵 Kazuhiko Matsumura『 Heartstrings 』

4月15日に開幕した「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」は「BORDER=境界線」をテーマに京都市内の15会場で作品が展示されている。今回も普段は一般公開されていない建築などを使用した展示も楽しみの一つだが、まず訪れたいのは同イベントのグッズや写真集などのショップも併設されているサテライトスペースとしての役割をはたしている「八竹庵(旧川崎家住宅)」だ。2021年夏にグッチ(GUCCI)が体験型エキシビジョン「グッチ バンブーハウス(GUCCI BAMBOO HOUSE)」として使用した大正時代に建てられた京都市指定有形文化財で、和洋折衷の町家建築としてフランク・ロイド・ライト様式の洋館も残る。


八竹庵 Kazuhiko Matsumura『 Heartstrings 』

八竹庵の洋館部分

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