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ルイ·ヴィトンのウォッチ コレクション「エスカル」から3針モデルの新作を発表

FASHION HEADLINE / 2024年6月14日 17時0分

©LOUIS VUITTON
この上なく豊かなディテールと複雑さをこのダイアルを組み入れるのは、容易な作業ではありません。すべての「エスカル」モデルの秒針の先端は、ダイアルの曲面に沿うようにカーブし、見間違える可能性を最小限に抑え、高い精度で秒を読むことが可能に。こうした精度を支えるのが、クロノメーター認定済みのキャリバーLFT023。このムーブメントの50時間のパワーリザーブは、秒針をゴールドではなくチタン製にするといったエネルギー効率的なソリューションによって保証されます。表面に跡を残すことなくチタンの高い弾性を克服するために特殊な工具が開発され、その結果、完璧にカーブした秒針が生まれました。その秒針にはゴールド製の時針と分針にマッチするようPVDコーティングが施されています。

©LOUIS VUITTON
ローズゴールドモデルに見られる新しいダイアルの質感は、ルイ·ヴィトンのモノグラム·キャンバスの細かいグレイン(しぼ)のある表面を模したもの。金属製のダイアル上でキャンバスのしなやかさと触感を完璧に表現するため、特注のダイアルスタンプはいくつかの素材で試作を重ね、開発・改良されました。面取り加工されたインデックス全体に、そして中央のダイアルと目盛り表示を区切る溝に沿って光が反射し、質感とその仕上げの広がりが目を奪います。

©LOUIS VUITTON

熟練の技

12時のアワーマークの真下にあるルイ·ヴィトン ロゴのさらに下には、新たな「エスカル」のクリエイティブな再生におけるすべてを宿した1つの言葉「PARIS」が刻まれています。メゾンとその名高い工房のいくつかの本拠地であるパリは、まさにルイ·ヴィトンのサヴォアフェール(匠の技)における最大の宝庫。「エスカル」の改良された針は、ルイ·ヴィトンのクチュールやレザーグッズへのオマージュをなすものです。繊細にテーパードされた縫い針のような形をしたそのデリケートなフォルムは、メゾンの専門アトリエで繰り広げられる技の複雑さを彷彿させ、精密なラインと鋭く磨かれたファセットは、卓越したアルチザンの厳格さと規律を映し出しています。

©LOUIS VUITTON
シルバーのダイアルを装備したローズゴールドの「エスカル」には、ルイ·ヴィトンのレザーグッズのノウハウにそのままインスパイアされたカーフレザーストラップが付いています。1999年に初めて導入された天然レザーのノマドレザーから着想を得たこのストラップは、時が経つにつれて美しいパティーナ(陰影)を帯びる一方、上質なルイ·ヴィトンのレザーグッズと同じように、快適性や素材の性能は一切失われません。ルイ·ヴィトンのクラシックなレザーグッズを彷彿させる繊細なイエローのステッチは、メゾンのすべてのクリエーションに命を吹き込むクラフツマンシップと手作業のディテールが共通していることを示しています。

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