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知人男性を包丁で複数回刺し“殺害” 被告の男「殺意は抱いていません」弁護側「軽くケガをさせるつもりだった」 福岡地裁

FBS福岡放送ニュース / 2024年5月8日 17時40分

初公判で「殺人」の起訴内容を否認

去年6月、福岡市東区の路上で、知人男性の太ももを包丁で刺して殺害したなどの罪に問われている男の初公判が8日、開かれました。男は殺人罪について起訴内容を否認しました。

福岡市東区の現場(去年6月)

殺人と銃刀法違反の罪で起訴されているのは、福岡県春日市の解体作業員、白水義人被告(44)です。

起訴状などによりますと、白水被告は去年6月、福岡市東区の路上で知人の諫山竜弥さん(43)の太ももを包丁で複数回突き刺し、失血死させたなどの罪に問われています。

知人男性を包丁で刺し殺害した罪に問われる

福岡地裁で開かれた初公判で、白水被告は包丁の所持については起訴内容を認めた一方、殺人罪については「殺意は抱いていません」と否認しました。

検察側は冒頭陳述で「諌山さんに着信拒否をされたことに腹を立て複数回刺した。犯行は執拗(しつよう)かつ危険で悪質」などと指摘しました。

殺人罪について否認

一方で、弁護側は「軽くケガをさせるつもりだった」などとして傷害致死罪が相当と主張しました。

判決は5月20日に言い渡される予定です。

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